東京都知事や運輸相などを務めた石原慎太郎氏が2月1日、死去したと報道があった。このニュースは中国と台湾でも速報されたが、真逆の扱いとなった。
共産党機関紙・人民日報系の環球時報は、石原氏について「右翼の政治屋が死去した」と伝えた。石原氏が2012年に沖縄県・尖閣諸島の購入計画を立ち上げ、資金を募ったことなどに触れ、その後、政府による国有化があったとし、「日中関係を悪化させた」と指摘した。
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台湾のアップルデイリーも死去を速報。「友台人士(台湾に友好的な人物)として知られ、故・李登輝元総統のよき友人だった」と紹介した。また、1999年11月に、李登輝氏の招きに応じて、大地震の被害にあった台湾を訪れた過去などにも触れた。