夫より背が高いのが悩みだった。一目惚れしたヒールを諦めかけた時、夫の一言で心が救われた【体験マンガ】

「このエッセイを読んで少しでも悩んでいた気持ちがスっと軽くなっていただけたら本当に嬉しいです!」と、作者の枇杷かな子さんはコメントしています。
漫画『私は彼より少し大きい』4ページ目
漫画『私は彼より少し大きい』4ページ目
Twitter / BiwaAmazake

夫より少し身長が高い枇杷かな子(びわ・かなこ)さん。誕生日プレゼントを見に行った際に、ヒール付きのパンプスに一目惚れします。履いてみて立ち上がるとヒールの分だけ夫より更に身長が高くなってしまう。その時、夫がかけた一言とは...。

そんな体験を描いた6ページのマンガが、Twitter上で1万3千件以上の「いいね」がつき、話題になりました。「分かる」「すごく素敵」「自分と重ねて読んでしまった」と多くのコメントが寄せられました。

■「身長差なんて関係ない」と思うけど...

作者は、漫画家で『アゴが出ている私が彼氏に救われるまで』の著者である枇杷かな子さん( @BiwaAmazake )。今回のマンガは「私は彼より少し大きい」として、4月22日に投稿しました

昔から身長が高く、背の順は後ろの方だった枇杷さん。コンプレックスとまでは思っていませんでしたが、付き合い始めのデートはぺたんこ靴ばかりを履いていました。

周りのことだと「身長差なんて関係ない」と思うのに、自分のことになると自信がありませんでした。

ある日、枇杷さんの誕生日プレゼントを夫と探しに行った際に、靴売り場でえんじ色のヒールに惹かれます。ヒールの高さにためらっていると「履いてみれば?」という夫の言葉に履いてみることに。

「良い...」と思うも、立ってみるとヒールの分だけ夫より大きくなってしまいます。そんな枇杷さんを見て夫は「良いねそれ。脚長く見える!気に入ったら履いてけば?」とはしゃいでいました。

枇杷さんは新しい靴をそのまま履きながら「多分この人は私がどんな身長になっても良いねって言う。一緒にいるととれないシミのような不安も薄くなっていくんだ」と自分の心が少し軽くなるのを感じます。

マンガの下に作者との一問一答が続きます。

漫画『私は彼より少し大きい』1ページ目
漫画『私は彼より少し大きい』1ページ目
Twitter / BiwaAmazake
漫画『私は彼より少し大きい』2ページ目
漫画『私は彼より少し大きい』2ページ目
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漫画『私は彼より少し大きい』3ページ目
漫画『私は彼より少し大きい』3ページ目
Twitter / BiwaAmazake
漫画『私は彼より少し大きい』4ページ目
漫画『私は彼より少し大きい』4ページ目
Twitter / BiwaAmazake
漫画『私は彼より少し大きい』5ページ目
漫画『私は彼より少し大きい』5ページ目
Twitter / BiwaAmazake
漫画『私は彼より少し大きい』6ページ目
漫画『私は彼より少し大きい』6ページ目
Twitter / BiwaAmazake

■枇杷かな子さんとの一問一答

ハフポスト日本版では、この作品を投稿した枇杷かな子さんに取材をしました。以下は一問一答です。

ーー今回のエピソードを漫画にしようと思ったきっかけは何でしょうか?

きっかけは夫の漫画を描いている中、当時のエピソードを思い出していくうちにこの出来事も私にとってとても大切なものなので残しておきたいと思ったからです。

ーーお相手の「良いねそれ」という言葉をお聞きになって、どのように感じましたか?

コンプレックスであった身長でしたが彼の言葉を聞いてとても嬉しかったのと、心の中でそんな言葉くれるなんて良い奴ー!と感じました。

ーー普段、お相手と身長やコンプレックスについて話をすることはありますか?

最近はあまりなくなってきました。 年々この自分でいいじゃないかと感じることも多くなってきました。

ーー今回のエピソード以外にも、とれないシミのような不安が薄くなるのを感じた経験はございますか?

私は肩幅ががっちりしているのですが、当時はそれもコンプレックスでした。 そのことを夫はジャケットかっこよく着られるじゃん!と言ってくれてジャケットをコーディネートにいれるきっかけになりました。

ーー今回の漫画には1.3万件を超える「いいね!」が付くなど大きな反響が寄せられていますが、どのように感じていらっしゃいますか?

同じように悩んだ方がいらっしゃったんだなぁと感じました。 読んで共感していただけたり、あたたかい気持ちを抱いて頂けたことがとても嬉しかったです。

ーー漫画を読んだ身長に悩む読者から、共感の声が多数寄せられていますが、何かメッセージがあれば一言お願いします。

お読みいただき本当にありがとうございます。 エッセイを人に読んでいただくのはいまだ照れてしまうのですが、 このエッセイを読んで少しでも悩んでいた気持ちがスっと軽くなっていただけたら本当に嬉しいです!

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