絶版などの理由で入手困難になった資料など約153万点を、パソコンやスマホで閲覧できるようにするサービスを国立国会図書館が5月19日からスタートする。
同館の発表によると、図書館に来館しなくても利用可能なデジタル資料へのニーズがコロナ禍で高まり、著作権法が改正された結果だという。
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対象となるのは、国立国会図書館が所蔵し、絶版などの理由で入手が困難であると確認された約153万点の資料だ。
利用者登録した人は、「国立国会図書館デジタルコレクション」のサイトで19日から閲覧できる。2023年1月からは印刷も可能になる予定だ。検索欄の下にある「図書館・個人送信資料」のチェックボックスをクリックすることで、資料の検索ができる。
この約153万点の資料は、これまで閲覧できる場所が全国の公共図書館、大学図書館などに限られていた。
NHKニュースによると、国立国会図書館サービス企画課の福林靖博課長補佐は「国会図書館でしか得られない情報を手軽に利用するきっかけにしてほしい」と話しているという。
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