トム・クルーズが「ライオンキング」にサプライズ出演。「断ります」と“舞台裏”では頭を抱えていた(動画)

ジェームズ・コーデンが8年ホストを務めたCBS「The Late Late Show」の“卒業企画”として実現した。

俳優のトム・クルーズとジェームズ・コーデンが、NYブロードウェイの人気ミュージカル「ライオンキング」にサプライズ出演し、話題となっている。

ライオンキングの公式Twitterは、クルーズがプンバァ役、コーデンがティモン役をそれぞれ演じ、お馴染みの「ハクナ・マタタ」を唄うシーンを投稿。2人の登場に観客は大興奮の様子で、唄や演技を終えると、大歓声と拍手喝采が送られた。

公式Twitterは「トム・クルーズのライオンキングでのミュージカルデビューをとらえましたか?」などとツイートしている。

Peopleによると、このサプライズ出演は、コーデンが8年ホストを務めたCBS「The Late Late Show」の“卒業企画”として実現。2人は番組内でこれまでにも、映画「トップガン」さながらのスカイダイビングや空中飛行といった企画をこなしており、盟友との“最後のコラボ”としてクルーズも重い腰を上げたようだ。

ライオンキングの舞台に立つトム・クルーズ(左)
ライオンキングの舞台に立つトム・クルーズ(左)
CBS Photo Archive via Getty Images

番組公式YouTubeは、クルーズへのオファーシーンや舞台裏を紹介している。

劇場で合流した2人。コーデンが「スカイダイビングもした。背面飛行もさせられた」と切り出した後、「きょうはあなたが私のワールドに来る番だ」と続ける。

コーデンが「私たちはライオンキングにライブ出演する」と明かすと、クルーズは唖然。どう思うか尋ねられ、「断ります」と即答したが、半ば無理やり出演する流れに。

劇場席に連れられ「今夜はここが満員になる」とコーデンがつぶやくと、「今夜ってどういうことだ?」と戸惑うクルーズ。

コーデンが構わず壇上に向かい、キャストに声をかけると、クルーズは頭を抱えて事態を察した様子だった。

渋るクルーズにコーデンが説得を試みるが、クルーズがその場から逃げ出すシーンもあった。

紆余曲折ありながら舞台出演が決まったクルーズ。そこはハリウッドを代表するトップ俳優として、畑違いの舞台でも、本番では見事にやり切った。

注目記事