「ありがとうAMBITIOUS JAPAN」。東海道新幹線のチャイム終了に20年分の感謝と惜別の声、新たな曲は?

「20年間ありがとう」「ラストランいってらっしゃい」など、チャイムとの別れを名残り惜しむ声が相次いでいます。
東海道新幹線の車両
東海道新幹線の車両
winhorse via Getty Images

東海道新幹線で長らく使用されてきた定番のチャイム音が7月20日をもって聴き納めとなり、約20年の歴史に幕を下ろす。

Twitterでは同曲との別れを惜しむ声が溢れ、「AMBITIOUS JAPAN」がトレンド入りするなど注目を集めている。20日は東海道新幹線に乗車した多くの人が朝からチャイムを懐かしみ、別れの瞬間を動画におさめて投稿するなど反響が広がっている。

JR東海「#ありがとうAMBITIOUS JAPAN」と惜別

チャイム音として使われてきた「AMBITIOUS JAPAN」はTOKIOの代名詞的とも言える人気曲。歌詞の中には東海道新幹線の名前と同じ「のぞみ」というワードも出てくるなど、新幹線との親和性を感じさせた。

JR東海は公式Twitterで「#ありがとうAMBITIOUS JAPAN」というハッシュタグとともに、「ともに走り続けた、友へ。」というタイトルで20年間の感謝の思いを綴っている。そして、「わたしたちはこれからも、未来に向かって突き進みます」などと新たなチャイムでも変わらず、走り続ける決意を示した。

同志社大学助教でフリーアナウンサーの桝太一さんもTwitterで「このメロディーを合図に席を立ち上がり前に踏み出した人は、20年間でどれだけいたんでしょうか。私もその一人です」とコメント。20年に渡って親しまれてきた同曲が、多くの人を勇気づけてきたことが伝わる。

Twitterでは「20年間たくさんの方をワクワクさせたり背中を推してくれて本当にありがとうございました!」「幼い頃から関東へ上京した時や旅行、帰省でよく聞いていたので変わってしまうのがとても悲しい」などというメッセージや言葉が寄せられた。投稿者は自身と東海道新幹線の思い出を振り返りながら、慣れ親しんだチャイム音との別れを惜しんでいた。

新たなチャイムは音楽家の岩崎太整さんが書き下ろし、歌手のUAさんが歌う「会いにいこう」。7月21日から導入される予定だ。

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