お盆の天気は? 曇りや雨のところ多く、台風の影響に注意を【2023年8月11日〜21日の天気】

台風6号とは別に発生している熱帯低気圧によって、雨や風が強まり荒れた天気となる恐れも。
ウェザーニュース

■ 天気のポイント ■

・曇りや雨のところが多い
・台風や熱帯低気圧の影響に注意
・気温は高めの予想

お盆の期間が近づいてきました。今年のお盆休みは帰省や旅行などで移動をされる方も多いようですが、台風や熱帯低気圧が発生していて天気が気になるところです。

お盆休みの期間にかけての天気予報をお伝えします。(8月7日発表/8月11日(金)〜21日(月)対象)

曇りや雨のところが多い

お盆休みは日本周辺に湿った空気が流れ込みやすく、曇りや雨の降る日が多くなる予想です。特に、関東や東北の太平洋側は雨が降りやすい日が続く見込みです。

18日(金)以降は、徐々に太平洋高気圧が勢力を強めて晴れる日が増えていく見込みですが、湿った空気の影響でにわか雨の可能性があります。

台風や熱帯低気圧の影響に注意

予想天気図 9日(水)〜14日(月)
予想天気図 9日(水)〜14日(月)
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台風6号は、11日(金)山の日には朝鮮半島〜中国大陸にあるとみられ、日本列島からは離れていく見込みです。一方で、7日(月)12時現在、台風6号とは別に南鳥島近海に熱帯低気圧があり、台風に発達・本州方面へ北上してくる可能性が高まってきました。

熱帯低気圧から変わる台風の動向によっては雨や風が強まって、荒れた天気となるおそれがあります。海はうねりを伴い波が高くなるため、海でのレジャーは控えた方が安心です。現時点の予想では、14日(月)頃から特に影響が大きくなる見通しです。

熱帯低気圧から変わる台風の動向は不確実性が非常に大きく、影響範囲や時期が変わる可能性があります。こまめに最新の情報を確認し、場合によっては計画の変更も視野に行動するようにしてください。

気温は高めの予想

雨の降る日は日差しがない分だけ気温の上昇は抑えられますが、それでも各地で最高気温が30℃以上の真夏日が続く予想です。蒸し暑い一週間になりそうです。

晴れ間が出ると気温は一気に高くなり、35℃以上の猛暑日になるところも続出する可能性があります。期間を通して、熱中症予防を怠ることはできません。雨が降りやすい関東や東北太平洋側も、暖かく湿った空気が流れ込むため不快な蒸し暑さとなる見込みです。

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