17組の双子が小学校生活をスタート。双子の児童を迎えることが“伝統行事”になっているスコットランドの学区が話題

ツイン(双子)の多さから、この地域はインバークライドという地名を文字って「ツインバークライド」と呼ばれている
小学校生活を始める前の予行演習に集まった双子たち=2023年8月11日、スコットランド
小学校生活を始める前の予行演習に集まった双子たち=2023年8月11日、スコットランド
Jeff J Mitchell via Getty Images

双子がいっぱいのスコットランドの小学校学区が注目を集めている。この地域はツイン(双子)が多いことから、地名のインバークライドを文字って「ツインバークライド」とも呼ばれている。

ガーディアンBBCなどのイギリスの大手メディアが取り上げている。

BBCによると、2023年に迎え入れる双子は17組。2013年以降、計147組に上る。2015年が19組で最多だった。

8月18日に小学校生活が始まる前に、双子たちは入学のリハーサルに集まった。真新しい制服に身を包み、元気に記念撮影が行われた。

地元テレビ局にカメラを向けられた子どもたちは、手を振ったり、ポーズを決めたりと楽しそうだった。

インバークライド議会のグレアム・ブルックス副議長は「双子たちを小学校に迎えるのはここインバークライド、いや、みんなに呼ばれているようにツインバークライドでは伝統行事になっています。来週、新学期が始まるので、みんなわくわくしているはずです。制服を着てきらきら輝く児童たちを見るのが楽しみです」とコメントしたとガーディアンが報じている。

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