「VIVANT」の堺雅人さん、倍速視聴に対抗する“驚きの方法”が話題に。「プロ魂がすごい」と称賛広がる

人気ドラマ『VIVANT』主演の堺雅人さんが、安住紳一郎アナウンサーのラジオ番組で「時短再生でドラマを観てます」という声にショックを受けたことがあると告白した。
堺雅人さん
堺雅人さん
時事通信社

TBSの安住紳一郎アナウンサーがパーソナリティーを務めるTBSラジオ『安住紳一郎の日曜天国』に9月10日、同局で放送中のドラマ『VIVANT』主演の堺雅人さんがゲスト出演した。

堺さんは、視聴者の「倍速視聴」に対抗するためのある方法を明かし、ネット上で「知らなかった」「プロ魂がすごい」などと話題を呼んでいる。

「時短再生でドラマを観てます」という声にショック

ドラマ『VIVANT』は、豪華な出演者と予想のつかない展開で人気を呼んでいる。9月17日の最終回放送を控え、堺さんは、安住アナウンサーとアシスタントの中澤有美子アナウンサーとともに、番組で撮影のエピソードを披露した。

堺さんは、「こんな祭りになるなんて」「本当に色んな楽しみ方をしてくださるので、すごく嬉しい」とドラマの盛り上がりへの喜びを語る一方で、「時短再生でドラマを観てますっていう方が増えてきてるっていうのを聞いて、ちょっとショックを受けたときがあったんです」と打ち明けた。

安住アナも、「今、タイパとかいって、早送りしながら1.5倍速でドラマや映画を観るって人がいますよね」と答えた。「タイパ」とはタイムパフォーマンスの略語で、近年、時間を効果的に使ってコンテンツを楽しもうとする人が増えていると言われている。

「1.5倍速だと聴き取れないくらい早く」

続けて堺さんは、「だから絶対に、1.5倍速だと聴き取れないくらい早くしゃべろうと思ったドラマがあったんですよ」と告白。

その作品は、2012年からフジテレビ系で放送された人気ドラマ『リーガル・ハイ』で堺さんは早口な弁護士・古美門研介を演じた。

当時は、「リアルが1.2倍ぐらいのスピードでやってやろう。時短で見られてたまるものか」という思いで演じていたという。

安住アナは、「すごいスピードで日本語を話している人」へのライバル意識があるそうで、堺さんが演じる時に「セリフを言い淀むことが少ない」という点を指摘。「発話能力が頭抜けている」と称賛した。

堺さんは「倍速で聞くやつに挑戦状をたたきつける」と笑いながらコメントすると、安住さんは「今回も小気味いい、畳み掛ける台詞回しにたくさんの方が惹きつけられていると思います」と、堺さんの俳優としての魅力にも言及した。

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