LUSHが「ビッグテックの支配」に立ち向かう。限定バスボムの売上全額を世界的ムーブメントに寄付

ブラックフライデーに社会的なキャンペーンの実施を続けるLUSH。ビッグテックに警鐘を鳴らしています。
LUSHのロゴ
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Mike Kemp via Getty Images

イギリスの化粧品ブランドLUSHは11月24日、ブラックフライデーのキャンペーンとして限定のバスボム『ザ クラウド』の販売を開始した

本商品の売上の全額(消費税を除く)は、巨大になりすぎたビッグテックに警鐘を鳴らし立ち向かう、世界的なムーブメント「People vs Big Tech」に寄付される。

LUSHは以前から、メンタルヘルスへの悪影響などのソーシャルメディアの問題を訴えキャンペーンを行うなど積極的に活動してきた。

「いじめやフェイクニュースなど際限なくスクロールできてしまう一連の投稿や表示が若者の自殺やうつ、不安の割合を大幅に増加させると言われている」と指摘し、2021年の11月26日のブラックフライデーにはインスタグラムやTikTok、フェイスブック等のSNSから一斉にサインアウトし、利用を停止した。

LUSHによると、2023年3月にイギリスのコンサルティング会社と共同で発表した調査では、調査対象の1万2000人の内、65%の消費者が「ソーシャルメディアが商業的な利益のためにユーザーのデータを利用することを望んでいない」と回答した。

また、70%以上がビッグテックに対して「ユーザーのオンライン上での安全性を確立するためのグローバルでの規制を求めている」ことがわかったという。

バスボムを買って、ムーブメントに参加

バスボム『ザ クラウド』心を覆う雲はお湯に溶かそう
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ラッシュジャパン 提供

SNSの利用を停止して3年目を迎える2023年の今回は、世界13の国と地域で、ビッグテックへの挑戦に向けた動きを加速させるオンラインキャンペーン、『Esc Big Tech - ビッグテックからの‘Esc’ (脱却)』を実施。

「People vs Big Tech」では、世界100以上の組織がともに巨大になりすぎたビッグテックに立ち向かい、ヨーロッパにおけるデジタル分野での法規制などにも貢献してきた。

本キャンペーンでは、LUSHの限定バスボム『ザ クラウド』を購入すると全額が「People vs Big Tech」に寄付され、ビッグテックの侵入的な監視、中毒性の高いアルゴリズム、有害なコンテンツ、エコーチェンバーのないインターネット社会を実現するための活動に使われるという。

LUSHは、キャンペーンを通じて「自らデジタルライツを‘Ctrl’(コントロール)」するという重要性をさらに伝えていくとしている。

キャンペーンの限定バスボム『ザ クラウド』の価格は税込で1180円となっている。