日本刀は漫画やアニメを通して海外でも人気があり、国内の刀剣博物館や刀剣店などは外国からの観光客も多く訪れるようになっている。
日本刀と言われて思い浮かべる歴史上の人物にはどんな人たちがいるのか。結果は以下の通り。
10位 佐々木小次郎 29票
「ツバメ返しが印象的(50代)」「敗者は美しい。と思います(60代)」などの声が寄せられた。
9位 真田幸村 35票
「強くてカッコいいから(60代)」「たとえ、負け戦だと知っていても最後まで戦ったこと。自分のすべてを持って、真田丸を築城し豊臣軍に貢献したところ(20代)」という声が聞かれた。
8位 徳川家康 55票
「日本の歴史の中で、功績は大きいから(50代)」「頭がキレるし周りの人をうまく纏めていたから(30代)」など歴史上の功績を評価する人がみられた。
6位(同率) 上杉謙信 60票
「長剣がかっこよく見えるから(40代)」「武将としての強さだけでなく、人間的にも立派だから(40代)」などの回答があった。
6位(同率) 土方歳三 60票
「新選組の副長で活躍したから(50代)」「ドラマなどでかっこよく描かれているから(30代)」などの声が寄せられた。
5位 沖田総司 67票
沖田総司は「新選組最強」ともされる一番隊組長。「菊一文字則宗」「大和守安定」「加州清光」の三振りの刀を愛用していたことでも広く知られている人物だ。
「新選組の隊士の中でも剣の達人で若くして結核で亡くなったその波乱万丈で短命だった彼に哀愁を感じるから(60代)」「漫画やドラマなどでも良く取り上げられていて、天才剣豪のイメージがあるから(40代)」など現代でも根強い人気がある。
4位 坂本龍馬 77票
坂本龍馬は幕末の土佐藩士であり、愛刀は「陸奥守吉行」だった。
「政権を朝廷に返して江戸幕府を終わりに導いてくれた人だから(50代)」「新しい文化を積極的に取り入れようとしていたから(30代)」「今で言うコミュ力の怪物みたいな人だと思うので、実際に彼のやり方、人と人を繋ぐコーディネーター術を見てみたい(50代)」などと尊敬の念を持つ人たちが多いようだ。
3位 伊達政宗 118票
独眼竜の異名で知られる伊達政宗。名刀「燭台切光忠」が愛刀だった。
「独眼竜伊達政宗は昔大河ドラマで見て好きになった(50代)」「ゲームのキャラクターがかっこよかったから(20代)」などドラマやゲームの影響で印象に残っている人が多かったほか、「伊達政宗は戦略的だが、獰猛で気性が荒々しく、隻眼という特徴的な外見が格好良く、憧れの武将であるから(50代)」という武将としての資質の高さを理由に挙げる人もいた。
2位 宮本武蔵 123票
宮本武蔵は巌流島の戦いで、10位にランクインした佐々木小次郎を倒したエピソードで知られている。愛刀は名刀「無銘金重」が有名だ。
「唯一無二の剣豪だから(50代)」「二刀流で、かっこいいと思うから(50代)」「剣豪。日本刀のイメージに一番合うと思ったから(50代)」「一匹狼なところが魅力(60代)」など剣の腕前を称える声が聞かれた。
1位 織田信長 135票
1位にランクインしたのは、第六天魔王を名乗ったとされる織田信長だった。「へし切長谷部」や「薬研藤四郎」が愛刀として知られている。
「自分を貫いていてかっこいいと思った(40代)」「人物像に信念を感じるから(30代)」「カリスマ性が一番だから(40代)」などリーダーとしての姿に憧れを持つ人がいたほか、「すぐに切ってしまうイメージがあるから(30代)」と激しい性格からすぐに刀を使う姿を描く人もいた。