イチローさん流の「嫌いなものを好きになる方法」が目からウロコだった。参考になる「金言」から学べること

「嫌いなものに耐える能力は無い」とキッパリ。では、どうやって現役時代のハードなトレーニングと向き合ってきたのか。
イチローさん
イチローさん
Steph Chambers via Getty Images
マリナーズ球団会長付特別補佐兼インストラクターのイチローさんがSMBC日興証券が主催する「教えてイチロー先生」という企画に登場した。
イチローさんが学校の先生に扮し、生徒役となった人たちのお金や将来などに関する質問に答えた。

「嫌いなものを好きになる方法」を尋ねられたイチローさん。質問への回答として言葉にした「嫌いなものへの向き合い方」が参考になる。

嫌いなものを好きになる方法は?→イチローさんの回答が素直すぎた

「算数が嫌いなんですが、嫌いなものを好きになる方法を教えてください」と問われたイチローさんは、「無理」と即答。

「嫌いなんだもん無理っしょ」

素直すぎるイチローさんの回答に、教室内は笑いに包まれた。

すると、副担任に扮し、イチローさんと共に企画に参加した鈴木おさむさんが「例えば、嫌いなトレーニングとかなかったですか」と質問。

イチローさんは、「それは、ずっと嫌いでやらなかった。本当にやらなかった」と振り返った。

続けて「嫌いなものに耐える能力は全然無いんですよ」と語った。

苦手でもやらなければならない時、どうする?

イチローさんは、苦手なトレーニングは自分が好きなようにアレンジしていたという。

「しんどいけれど、これならできるというメニューに変えてしまう」ことで継続していたのだという。

「嫌いを好きにするというより、苦手をできるように克服する」と良いとアドバイスした。

イチローさんの現役時代のトレーニングのように、私たちにも、様々な場面において、「苦手と感じていてもやらなくてはならないこと」はある。

そのような時は、苦手を無理に好きになろうとするのではなく、苦手を克服するアプローチを試してみてはどうでしょう。

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