これからの防災
2021年12月12日 11時13分 JST | 更新 2021年12月12日 11時17分 JST

竜巻がアメリカ各地を直撃、死者100人以上か。カメラがとらえた甚大な被害(写真)

ケンタッキー州ではろうそく工場が倒壊し、救助活動が続いている。

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甚大な被害が出ているケンタッキー州メイフィールドで撮影。がれきが損傷した木に巻き付いている。

アメリカ中西部と南部で12月10日から11日にかけて竜巻が相次いで発生し、甚大な被害が出ている。南部ケンタッキー州ではろうそく工場が崩壊し、ベシア州知事は会見で、死者が100人を超える恐れがあると発表した。

竜巻は、アーカンソー、ミズーリ、ミシシッピ、イリノイ、テネシー、ケンタッキーの6州で報告された。

被害が最も甚大とみられるのはケンタッキー州で、竜巻発生当時に約110人が働いていたろうそく工場が倒壊。これまで約40人が救助されたが、ベシア知事によると、「少なくとも数十人」が工場内で死亡したとみられるという。

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ケンタッキー州メイフィールドの空中写真。竜巻が町を襲い、多くの建物が崩壊した。
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竜巻がろうそく工場を直撃し、ここで多数の死傷者が出ているとみられる。
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12月11日、ろうそく工場で救助活動を行う隊員たち。

当時、倒壊したろうそく工場に閉じ込められたキアンナ・パーソンズ-ペレスさんは、救助を待つ間にFacebookでライブ動画を配信

NBCニュースの取材に応じたパーソンズさんは、「本当に恐ろしかった」と語り、「風を感じた後に、飛行機に乗っているかのように耳鳴りがした」と、建物が崩壊した時の様子を振り返った。

ケンタッキー州メイフィールドの街の様子

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ケンタッキー州メイフィールドで撮影
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ケンタッキー州メイフィールドの空中写真
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イリノイ州ではAmazon倉庫に被害も

また、猛烈な嵐と竜巻が発生したイリノイ州では、Amazon配送センターの倉庫の一部が崩壊。

100人ほどの従業員が閉じ込められ、ニューヨーク・タイムズ紙によると、少なくとも6人が死亡したという。