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2019年04月29日 15時55分 JST

TVer(ティーバー)に不正アクセス。番組のサムネイル画像が著名弁護士のイラストに改ざんされる?

番組の名前や説明文も変えられるなど、改ざんは約3時間にわたって続いたとみられる

TVerの公式サイト
TVerで起きた改ざんについての発表文

民放公式テレビポータル「TVer(ティーバー)」が提供している番組の画像などが、外部からの不正アクセスで改ざんされる被害が起きていたことが4月29日、明らかになった。

TVerの公式サイトで同日、発表された。

「一部配信コンテンツの表示情報に関するお詫び」と題する発表によると、被害は同日午前0時すぎから午前3時ごろまでの間に起きた。

外部からの不正アクセスによって、TVerの公式サイトと、スマートフォン向けアプリの双方で視聴できる番組の題名やサムネイル画像が不正に改ざんされていたという。

改ざんを実際に確認したとみられる人たちがTwitterで投稿。それによると、日テレ系のドラマ「あなたの番です」が「あなたの番ナリ」、TBS系のドラマ「集団左遷!!」が「集団予告!!」などに改ざんされるなどした。

また、番組のサムネイル画像も、実在の弁護士を描いたとみられるイラストに差し替えられたり、番組説明でもこの弁護士の名前が使われるなどの改ざん行為があったとみられる。

この弁護士はこれまでも度々、インターネット上で誹謗中傷されるなどの被害を受けたことがある。

改ざんをめぐり、利用者側の使用機器への影響はなく、視聴の際に利用者から集めたアンケート情報などの漏洩もないという。TVer側は「今後はこのようなことが起きませんよう、セキュリティ対策を強化して運営してまいります」としている。

TVerは民放5社が運営するテレビ番組の無料配信サービス。違法な動画配信などを防ぐために2015年から始まった。

各社が地上波で放送した番組について、1週間程度の間「見逃し配信」をしているほか、過去の人気ドラマ作品なども公開するなどしている。