『ワンパンマン』村田雄介さん、制作中のオリジナルアニメを投稿⇒「全編見たくて仕方ない」と話題に

「西遊記」がモチーフとみられる「ZAIYUKI(ザイユウキ)」の第1話の制作中のバージョンがTwitterに投稿されました。
村田雄介さんが作画を担当する『ワンパンマン』 第1巻(部分)
村田雄介さんが作画を担当する『ワンパンマン』 第1巻(部分)
Amazon/集英社

『アイシールド21』や『ワンパンマン』の作画担当として知られる漫画家の村田雄介さんが3月6日、制作中のオリジナルアニメをTwitterに投稿した。「クオリティーが高すぎる」「無音なのに効果音や、声さえ聞こえてきそう」「全編見たくて仕方ないです…!」などと話題になっている。

■これまでに明かされた「ZAIYUKI」の内容は?

村田さんが投稿したアニメのタイトルは「ZAIYUKI(ザイユウキ)」の第1話。3分30秒ほどの短編動画となっている。音はなく日本語字幕が表示される。

その名の通り「西遊記」がモチーフとみられている。村田さんのツイートによると、ひ弱なカッパの少年が、悪党たちの財宝奪取をめぐる騒動に巻き込まれ、旅の中で成長していく…という内容。ZAIYUKIとは、「財有」記、「罪有」記、「在勇気」など複数の意味を持たせたという。

公開された動画は、福引きで天竺に行くツアーチケットを当てた河童のゴジョウが空港に行くところから始まる。「天竺で人に渡すように」と謎の老人から宝玉を託されるのだが、いざ天竺空港に到着すると宝玉から凶暴な猿が誕生。ゴジョウは猿が警察と戦う現場に巻き込まれ、さらにはトレジャーハンターの玄奘と、その相棒であるロースが乗る車に猿と一緒に乗せられてしまう。猿の正体は「悪魔の王様」である斉天大聖だと明かされるところで「つづく」のロゴが出て終わる。

まるで初期の『ドラゴンボール』を彷彿とさせるようなテンポの良い内容で、魅力的なキャラクターが次々と登場。字幕は日本語しかないものの、「これは本当の映画だ。村田先生、ありがとう」「このキャラクターデザインを愛してます」などと英語圏からの反響も相次いでいる。

■村田さんが投稿した「ZAIYUKI」のキャラクター設定画

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