オーストラリアの家庭料理をいただきます!自家製ペストソースで食べる、タスマニアサーモンの味はいかに!?【世界の食卓を旅する動画 vol.20 オーストラリア編】| KitchHike

巨大なオージービーフの BBQ や、先住民の方々が昔から食べていたと言われるカンガルー料理、もしかするとファストフードという方もいらっしゃるかもしれません。

世界の家庭料理をめぐる旅!こんにちは、KitchHike の浅利泰河です。

まず始めに、「オーストラリア料理」と聞いて皆さんは何を思い浮かべますか??

巨大なオージービーフの BBQ や、先住民の方々が昔から食べていたと言われるカンガルー料理、もしかするとファストフードという方もいらっしゃるかもしれません。

今回我々が訪れたのは、飯田橋にお住まいのケイト&ジェームス夫妻のキッチン。

オーストラリア東岸の都市・ブリスベンから日本にやってきたお二人が作ってくれるのは、「サーモンのマカデミアペストソースがけ on マッシュポテト」です。

ケイトさんによると、実はオーストラリア本土の南にある島、タスマニア周辺には新鮮なサーモンが豊富に棲息しており、家庭料理としてしばしばサーモンが登場するとのこと。

タスマニアの周辺海域では、サーモンの他にも鰻なども穫れるそうです。オーストラリアと鰻、ちょっと意外な組み合わせでした。

都内を一望できるマンションの一室に通されると、ケイトさんは早速調理に取りかかります。まずはカボチャとサツマイモを柔らかく茹で、いわゆる"マッシュポテト"を作ります。

牛乳を加えながら十分に潰しペースト状にしていくのですが、これがとても甘く、まるでデザートのよう。ペストソースに使うのは、自家製のマカデミアナッツとバジル。チーズとオリーブオイルをたっぷり加え、ミキサーにかけて作ります。

トレーに薄切りのレモンを敷き詰め、脂ののったサーモンを並べ、その上にペストソースをかけてオーブンでゆっくりと焼いていきます。

ケイトさん曰く、「日本に来て悲しいのは、家に大きなオーブンがないこと!」。この言葉、特に欧米出身の方からは良く聞かれる言葉です。

実家のオーブンはそんなに大きいの?と聞くと、「このくらいよ!」と両手をいっぱいに広げ、さらにエキサイト。妻の悲痛な叫びを横目に、マイペースな夫・ジェームスさんは好きなワインを選び始めました。

サーモンをオーブンから取り出して、ペストソースが茶色く焼けていることを確認したら、先ほど作ったマッシュポテトをお皿に盛り、その上にサーモンを載せて出来上がり。

「見た目はあまり気にしないの!」というケイトさんですが、とてもきれいな盛り付けです。

これはジェームズさんの選んでくれた白ワインも進みます。楽しい時間はすぐ過ぎてしまうもの。

「ありがとう」と「御馳走さま」をお伝えして、今回も美味しいKitchHikeを終えました。

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(2014年12月15日「KitchHike マガジン」より転載)