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「ハーフ顔」「外国人風」… 広告などにおけるミックスルーツの人らに対するステレオタイプ化した表現に問題提起をしている二人の女性がいる。その思いを聞いた。
日本とフランスにルーツを持つ女性が、テレビ番組のスタッフを名乗る人から「外国人」として出演を打診された。その経験から感じたこととは。
「自分の文化的アイデンティティが、私が普通のアメリカン・ガールであることを妨げることはない」と理解するのに、とてつもない時間がかかった。
片側には、富士山などが描かれた日本の浮世絵模様。もう片側には、アフリカ・ベナンの伝統的なデザインと思われる柄が。
「40歳ぐらいで初めて、ハーフであることに誇りを持てたんです」
武蔵野大学を訪れたイラン出身の石野シャハランさん。大学生たちに行った特別授業で訴えた「外国人社員との共生」とは。
「イギリスの多様性に触れたことで、いまとなっては自分の名前を“着慣れた服”のように感じています」
大坂選手のバービーが加わったのは、マテル社のシーロー(強く尊敬される女性。she+hero)シリーズ。
生まれも育ちも横浜だが、朝鮮籍をもつ私。ひと言で自分の「出身」を答えられない私が、今たどり着いた先は「地球出身」だ。
自分の変な「韓国語」がバレないように、かつ「在日語」を否定しない方法はただ一つ、なるべく喋らないこと。