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時代設定は2040年代の近未来の日本。主人公の朔也は、「自由死」を望みながらも事故死した母親の「本心」を探ろうと、高度な技術を用いて母を「バーチャル」に再現し対話を試みる。「人間の心とは一体何なのか?」という問いを読み手に何度も突きつける作品だ。
『オルタネート』は、2020年12月18日に第164回直木賞へのノミネート、2021年1月21日には『本屋大賞』に初ノミネートされた。
近年、必ずしも「オタク」という自意識を持たない人たちの間にも浸透しつつある、「推しを推す」という感情。
疲れや不安を和らげて、前向きな気持ちにしてくれる本を紹介します。
ハフコレ編集部
大前粟生さんによる小説『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』で描かれれるのは「男らしくありたい」とは思わない青年が、「男であること」からは逃れられない苦しさ。なぜ今、描こうと考えたのか。
「自分の問題が解決したからといって、どうしてすべてが終わったことだと思えたのだろう。あらゆる現代社会の仕組みが、人の心を潰すように機能していると知っているくせに…」。私を突き動かしたのはこんな思いだった。
雑誌『ダ・ヴィンチ』2016年5月号から2018年9月号まで、2年以上にわたって連載されていた。
でも考えてみたら、恋愛って比較的最近、作られたものですよね。
「問題を含んだ上でも、本作の志向する文学の核心と、作品の価値が損なわれることはない」