トッピングはリミッター解除せよ!ぶ厚すぎ「シカゴピザ」再現レシピ

アイスクリームのフレーバーとピザのトッピングを選ぶときほど、大人が無邪気になれる時間はない――。そんな名言を思いつきそうな名物ピザが「シカゴピザ」なんです。

アイスクリームのフレーバーとピザのトッピングを選ぶときほど、大人が無邪気になれる時間はない――。

なんて名言があってもいいくらい、レストランで、デリバリーで、そして自家製ピザを食べるときのトッピング選びは本当に幸せなひととき。あれもこれものせたくなって困る...。そんなうれしい悩みを一蹴してしまいそうな名物ピザが、アメリカ中西部最大の都市・シカゴの「シカゴピザ」なんです。

(Photo : Yuko Kishida)

シカゴピザは"スタッフドピザ"とか"ディープディッシュピザ"とも呼ばれていて、タルト型の生地に具がこれでもかと入ったぶ厚いもの。その厚さ、約5cm!

長年シカゴにお住まいだった料理研究家の勇気凛りんさん(岸田夕子さん)にお話を伺うと、家でもピザを食べることが多いアメリカ人も、さすがにこのシカゴピザは専門店で食べることが多いとのこと。

「金曜日の夜などは郊外にある有名店でも30分以上待たないと入れないことが多いんです。そんなときはお店の中のバーエリアでビールを買って、飲んで待っているんです。予め注文を聞いてくれるので、テーブルに通されるとほぼ同時に熱々のピザが運ばれてきます」。そしてピザと合わせるドリンクは、やっぱりビール!「オンタップビア(生ビール)を飲みながら食べることが圧倒的に多いと思います」。

(Photo : Yuko Kishida)

デコレーションケーキのように切り分けられたシカゴピザ、気になるトッピングは本当にさまざま。「お店がメニューに掲載しているシカゴピザに、好きな具材をプラスしてオーダーすることが多いです。私はいつも、野菜ばかり(マッシュルーム、ほうれん草、トマト)のピザに、ハラペーニョペッパーとブラックオリーブを追加で焼いてもらうのが大好きです。ソーセージやペパロニなどは不動の人気具材だと思います!」。ピザとビールで至福のフライデーナイト、ため息ものですね。

お肉も野菜も好きなものをぎっしり詰め込めるシカゴピザ。最高の1枚、どうにか自分の手で再現できないでしょうか!

●中身をくり抜いて生地がわりに!勇気凛りんさんの「食パンでシカゴピザ風」

まずはシカゴで何度も本場の1枚を味わってきた岸田さんの、生地に食パンを使ったアイデアレシピから。半斤ほどの厚さに切った食パンをくり抜いて、そこに好きな具材をぎっしりと!冷蔵庫の整理にも役立ちそうなひと品です。オーブンで軽く焼いてから電子レンジにかけたり、焦げ防止にアルミホイルをかぶせたりと、いろいろな厚さ対策も紹介されています。

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●秋らしい1枚は「カラメルたまねぎとミックス茸」

秋の味覚、きのこ。しめじや舞茸、マッシュルームをガーリックバターで炒めた秋らしいトッピングをどっさり入れた秋らしい1枚も素敵です。ブラウンシュガーをプラスしてじっくり炒めた甘~い玉ねぎもクセになるおいしさです。

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●厚さの限界に挑戦!?ケーキ型を使ったトマトたっぷり「シカゴ風ピザ」

ケーキ型を使って厚さ7cm!にどっしり仕上げた1枚がこちら。ソーセージ、玉ねぎ、マッシュルーム、ほうれん草、トマト缶、チーズ...。材料欄に並ぶ食材の多さがその厚さを物語っていますね。作る人も食べる人もテンションが上がるピザ、おうちパーティーの主役にもぴったりです。

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まさにリミッター解除!で具をたっぷり詰め込みたいシカゴピザ。あまりのボリュームとおいしさで、冷蔵庫のビールを1本残らず飲み干してしまうかもしれませんね!

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