tenki.jpのPM2.5分布予測では、26日今夜にかけて中国・四国から北陸、関東で高めの濃度が予想されています。午後1時現在、大阪府や新潟県などでPM2.5 の濃度が暫定的な指針となる値を超えると予想されるとして注意喚起を行っています。自治体が発表する情報を確認し、体調の変化に注意しましょう。
上の図は、tenki.jpのきょう26日18時のPM2.5分布予測です。今夜にかけて中国・四国から北陸、関東で高めの濃度が予想されています。新潟県の測定によると、新潟県内では午前7時現在、PM2.5の濃度が1時間に100μg/m3を超えた所があり、午後1時現在も85~92μg/m3と高い所があります。環境省が定めた、注意喚起のための暫定的な値は、1日を通した平均で70μg/m3超とされています。午後1時現在、大阪府や新潟県などはPM2.5 の濃度が暫定的な指針となる値を超えると予想されるとして注意喚起を行っています。
PM2.5の濃度が暫定的な指針となる値を超えた場合、その吸入を減らすため、以下の点が有効だと言われています。
①屋外での長時間の激しい運動や外出をできるだけ減らす
②外出時はマスクを適切に着用する
③換気や窓の開閉を必要最小限にする
また、PM2.5は粒子が小さく、呼吸器系や循環器系の疾患をもつ方、子ども、高齢者は影響を受けやすい可能性があります。普段から健康管理を心がけるとともに、体調の変化に注意するなど、慎重に行動することが大切です。
実際の濃度は自治体等が公表する測定値を参考にしてください。また、自治体が発表する注意喚起等の情報を確認しましょう。
tenki.jpでは、日々のPM2.5の予測結果を公開し、分布予測を発表しています。PM2.5の濃度予測は風の流れなどにより、変わる可能性がありますので、天気予報と同様、最新の予測をご確認ください。
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気象予報士 防災士
一児の母となり、公私ともに奮闘中。