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知情意という三つの心①

知情意という言葉、みなさん聞いたことありますか?
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知情意という言葉、みなさん聞いたことありますか?

知情意と辞書で調べてみると、

読み:ちじょうい

意味:知性と感情と意志。人間のもつ三つの心の働き。と書いてあります。

これだけでは知情意を活用するのは難しいと思いますので、

三つの心について、考えていきましょう。

知性とは何でしょう?

解らないことがあると、それを知りたいという欲求が生じます。

動物や赤ちゃんも、初めてみたものに興味を示し、触れようとしますよね。

本能的に解らないものは、触って確かめたいという欲求が備わっているようです。

たくさんの解らないことに触れて、本などで学んでいくと、

解らないことを探そうという、好奇心という欲求が芽生えてきます。

解らなかったことを知って、知ったことを実践して、

自分なりの成果を記憶し、さらに知識を増やすべきか?

実践と検証を繰り返して発展途上を目指すか?

危険と判断して諦めるか?

など、学んで、知って、実践したことは知恵となって、

あるときは理性となって学んだ人を助け、混乱を防ぐように、

自分自身をコントロールしていきます。

知性の心とは、学び知ることで、強くなる心。

冷静に判断していく心だと思います。

感情とは何でしょう?

感情とは、起こったことや、知ったことに対して、抱く気持ちですね。

感情を喜怒哀楽と言い換えることもできますね。

感情豊かな人は魅力的と評価されたり、場を盛り上げてくれるなど、

好意的な表現をする場合、喜怒哀楽の「喜」と「楽」の表現が上手な人を指すでしょう。

感情的という表現は、喜怒哀楽の「怒」と「哀」を強く表現する人を指すことが多いですよね。

喜怒哀楽のすべての表現が激しいという場合も感情的ということもあるでしょう。

感情を抑えられない人というのは、いずれにしても周囲の人達を疲れさせてしまいます。

感情を抑えれないといことは、エネルギーの消耗が激しく、精神疲労も肉体疲労も多くなります。

感情を抑えられない人は、周囲の人達だけでなく、

自分自身も疲れさせてしまということです。

とは言っても、強く湧き上がってしまった感情を抑えることは、とても難しく、

爆発してしまうことも多いと思います。

人間は一生をかけて、感情を抑える、またはコントロールする術を学んでいると言っても、

過言ではありません。

感情の心とは、出来事に反応する心。

内側から沸き上がる心だと思います。

意志とはなんでしょう?

読みで言う「いし」には、ふたつの漢字がありますね。

意思は、自分の考えや思いという意味合いがあります。

意志は、何か目指すものに対して揺るがない気持ちという意味合いがあります。

今回考えたい「いし」は「意志」ですから、

何か目指すものに対して揺るがない気持ちを持つ。ということになりますね。

外側から自分に起こる出来事を感情の心が感じて、

感情を抑えることが出来ずに、爆発してしまった。

結果として周囲に迷惑を掛けてしまい、反省しようと思った。

自分は、何かに付けて、起こった出来事に感情的になり過ぎると、

これまでの自分を思い返して、自らの感情を抑えられるように何をしたらいいか?

と考えるようになった。

感情を抑えるために、よく学んで理性を強くしていこうという「意志」を持つようになった。

なんの目標も無く、意志だけを持つことは出来ません。

意志を持つに至るためには、それまでの自分と向かい合って、自分に足りないものや、

知らないことを学び、身に付けていこうという明確な目標を持った時に、

それを自分なりに成りたい自分として志すことが意志となっていくんです。

意志の心とは、これまでの反省から芽生える心。

学んで身に付けようとする心だと思います。

知情意のバランスを整えるには、外から起こる出来事を感じる心に対して、

学ぶ機会を得て、理性を強く持てるようになり、

感情を乱さないようにするという目標に至る、

心の過程を教えてくれているように感じますね。

学んで強くなった理性でも抑えられないような出来事が起こり、

また感情的になってしまった。

更なる学びを求めて、新たな意志を持つ。

この繰り返しが、心のバランスを整えていくことに

繋がっていくのではないかと思います。

知情意という三つの心について、考えてみませんか?

(2016年10月11日「ボトルボイス」より転載)