私もOK、あなたもOKを目指す①

誰かと何かを始めようとするときに、一番理想的なのは、自分も相手も合意しているということだと思いませんか?

誰かと何かを始めようとするときに、一番理想的なのは、

自分も相手も合意しているということだと思いませんか?

例えば、誰かと映画を観に行こうという話しになったときに、

映画館で映画を観たい!という気持ちは、自分もOK、相手もOK。

つまり合意していることになりますよね。

次に何の映画を観ようか?という絞り込みになったときに、

自分は恋愛映画が観たいとします。

この時に相手からアクション映画で観たいものがある!と、

嬉しそうに言われたとしたら、ここでお互いの合意は消えてしまいますね。

この意見に対して、あなたはアクション映画でOKだけど、

私はアクション映画はNot OKとなります。

恋愛映画なら、私はOKだけど、あなたはNot OKとなりますね。

こうなってしまうと、どちらかのOKを優先させて、どちらかが妥協するか?

他に観たいもので、お互いにOKなものを探してみるか?

映画を観に行くこと事態をお互いに諦めるか?という選択になっていきます。

映画館で映画を観たいという意見では、お互いにOKだったけど、

観たい映画のジャンルでは、お互いにOKでは無かった。

自分のOKを通すか?

相手のOKを通すか?

第三案を考えるか?

諦めるか?

わかりやすく映画館と映画ということで説明しましたが、私たちは、

人と関わるときに必ず、自分OK?相手もOK?を考えて行動するものです。

OKの不等号による4つのタイプ

①私OKを優先させる人は、強引な人ですね。

観たい映画が異なってしまった時は、

自分が観たい映画を一緒に見に行こうよ!と相手に歩み寄らせるでしょう。

相手のOKを批判してでも、自分のOKを貫こうとする。

自分のOKは相手にとってもOKと決めつけてしまう人ですね。

②あなたOKを優先させる人は、流されやすい人ですね。

観たい映画が異なってしまった時は、

あなたが観たいほうでいいよ。と相手に歩み寄ってしまうでしょう。

自分に自信が持てずに相手に合わせることを優先してしまう。

相手がNot OKになることを恐れてしまう人ですね。

③自分がNot OKなら諦めてしまう人は、消極的な人ですね。

観たい映画が異なってしまった時は、

じゃー映画行くの辞めよう。とか、私は行かないなどと、

お互いの歩み寄りを考えることが出来ない人ですね。

自分のOKに相手が合意してくれないなら、諦めてしまう。

自分のOKも貫けず、相手のOKも優先させられない。

人間関係を築くことに消極的な人ですね。

④どちらかにNot OKがあったら、次の案を考える人は、積極的な人ですね。

観たい映画が異なってしまった時は、

じゃー次に観たいものは何?とお互いに歩み寄れるものを探すでしょう。

どちらかにNot OKがあったときは、次の案を考える

私もOK、あなたもOKになれるものは何かを話し合って歩み寄る。

人間関係を築くことに積極的な人ですね。

4つのタイプを読んでみて、自分はどのタイプだと感じましたか?

自分のOKを貫いてしまえば、相手のOKは無視してしまう。

相手のOKを優先してしまえば、自分のOKを無視してしまう。

どちらかにNot OKがあれば、諦めてしまうことで、

結果的にどちらかのOKを無視してしまう。

お互いの歩み寄りを考え無い限り、

どちらかのOKを無視してしまうことになるんです。

誰かと何かをするときは、歩み寄ることが大事

誰かと何かをしようとしたときに、

自分のOKを無視してまで、誰かに合わせてしまうと、

自分の中にストレスを感じてしまいます。

だからといって、自分がNot OKだから辞めてしまったら、

自分のOKも辞めてしまうことになり、やはりストレスを感じてしまいます。

誰かと何かをしようとするとき、自分も相手もOKになるように、

お互いに歩み寄っていけば、楽しさも、喜びも大きくなり、

ストレスと感じることは少なくって行きますよね。

私もOK、あなたもOKの関係を築くのは歩み寄ること

当たり前の事のようですが、意外と自分のOKを相手に押し付けたり、

自分のOKを抑えてしまって、相手を優先したり、

自分がNot OKなことを我慢して相手に合わせたり、

自分がNot OKであれば諦めてしまったり、しているものです。

自分もOK、あなたもOKになれるように、歩み寄る努力をしてみませんか?

(2016年10月04日「ボトルボイス」より転載)

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