国連の掲げる「持続可能な開発目標(SDGs)」 レスリー・キーさんがミュージック・ビデオ制作で協力 ~ 早見優さんの『恋のブギウギトレイン』をSDGsテーマソングに~

国連広報センターが関わるものとしては初めての音楽と映像を通じたSDGs推進アクションです。

『恋のブギウギトレイン』- a special music clip from the SDGs theme song

Directed by LESLIE KEE

Performed by YU HAYAMI with special appearance by 100 artists & friends

Produced by TAKASHI FUJII

Wardrobe by YOHJI YAMAMOTO

世界のセレブリティを写真に収める著名写真家レスリー・キーさんが、国連が掲げる「持続可能な開発目標(SDGs)」のコンセプトに共感。レスリーさんはこのたび自身が制作したミュージック・ビデオで、SDGsの17のゴールを楽しくカラフルに紹介してくださいました!これは、国連広報センターが関わるものとしては初めての音楽と映像を通じたSDGs推進アクションです。

楽曲は、早見優さんがカバーするアン・ルイスさんの名曲『恋のブギウギトレイン(作曲:山下達郎さん・作詞:吉田美奈子さん)』。

早見優さん、藤井隆さんのほか、ともに「花の82年組」といわれた松本伊代さんをはじめ、女優/モデルのすみれさん、2008年度ミス・ユニバース・ジャパンの美馬寛子さん、タイの国民的人気アーティストであるジェームス・ジラユさん、「テラスハウス」で人気の太田光るさんなど幅広いジャンルから有志が集まっています。衣装は世界的ブランド YOHJI YAMAMOTO が過去10数年分のアーカイブコレクションから特別にご提供くださいました。

完成したミュージック・ビデオ『恋のブギウギトレイン』のお披露目は、本日7月15日(金)、スパイラルホール(東京都港区南青山5-6-23、スパイラル3階)での第25回レインボー・リール東京(東京国際レズビアン&ゲイ映画祭)のレスリーさん特別企画の場で行われました。

レスリーさんは、国連広報センターが上智大学と開催するSDGsをテーマにした学生フォトコンテスト「わたしが見た、SDGs」(2016年9月4日応募受付終了)に審査員として参加することをきっかけに、SDGsの啓発活動への協力に立ち上がってくださいました。レスリーさんは以下のように述べています。

「世界を変えるための17の目標、SDGs (Sustainable Development Goals)。

SDGsのことを知って、これは運命だと思った。

フォトグラファーそして映画監督として、映像の力で世界をもっといいものにしたい。

貧困を終わらせ、不平等と闘い、この地球の環境を守ること。

本能的にこれこそアーティストの使命だと感じた。

子どもの頃、私の家族はあまり豊かではなかった。

でも、この日本でたくさんの出会いに恵まれ、たくさんの人に助けられ、彼らは私に力をくれた。

今度は私がクリエイターとして、世界の人々にインスピレーションと力を届けたい。

SDGsはみんなの目標。未来を担う若者にこそ知ってほしい。」

国連広報センターの根本かおる所長は、「レスリーさんの呼びかけで、早見優さん、藤井隆さんをはじめ、100名以上の方々がSDGsのために力を貸してくださり、夢のようなプロジェクトが実現しました」と協力に対して感謝を表しています。

国連広報センターでは、この音楽と映像を通じたコラボレーションをきっかけに、SDGsがより多くの人々に広がっていくことを期待しています。

『恋のブギウギトレイン』ミュージック・ビデオ参加者 

早見優

藤井隆

  ※以下、あいうえお順

アイヴァン(モデル/タレント)

AYA(トレーナー/モデル)

アンミカ(モデル)

EBiSSH(男性グループ)

太田光る(モデル)

ジェニファー(女優/歌手)

ジェームス・ジラユ(俳優/歌手)

ジャルジャル(芸人)

SHOGEN(俳優)

すみれ(モデル/女優)

中島史恵(女優/タレント)

バニラビーンズ(アイドル)

広海・深海(タレント)

松本伊代(タレント)

美馬寛子(モデル)

宮城大輝(キックボクサー/俳優)

ミラクルひかる(タレント)

山根和馬(俳優/ダンサー)

ROZE(音楽ユニット)

SDGsとは - 2015年9月の持続可能な開発サミットで採択され、今年2016年が実施初年となります。「あらゆる形態の貧困に終止符を打つ」「不平等と闘う」「気候変動に対処する」など17項目からなり、それぞれに具体的な行動目標や削減目標が設定されています。対象となるのは開発途上国以外の先進国も含む世界各国で、政府だけはなく一人ひとりの取り組みが成果の鍵を握ります。 

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