毎月大阪のリーガロイヤルホテル内にある文化サロン「エコールドロイヤル」で、美容健康をテーマにした韓方講をさせて頂いております。先日、ちょうど講座が開催されました。
テーマは「艶」と「強運」です。
「艶肌」、「艶髪」、「艶女」...私が解釈する「艶」の意味は「潤い」です。
老化現象の第一歩は乾燥からといつも講座で話しています。いろんな「潤い」効果のある美容商品が街中に溢れていますが、いくら塗り重ねても体内が砂漠状態だとすぐ乾いてしまいます。講座では、潤い効果のある食材で作ったメニューを中心にご紹介しました。
こちらは「トガニタン」と言うスープです。
「トガニ」と言うのは韓国語で牛の膝蓋骨とその付近の肉の意味し、「タン」と言うのはスープを意味します。
このトガニを長時間白っぽくなるまで煮立てたスープが、コラーゲンのエキスのかたまりである韓国料理「トガニタン」なのです。
スープにはコラーゲンが沢山含まれており、新陳代謝を促します。他にもカルシウムをつなぎ合わせる役目もあるため、骨粗鬆症の予防にも効果があると言われています。
食を少し選択するだけで食べ物が体を作っていると実感できます。
このスープは食べる美容液。
東京だと赤坂あたりの韓国料理屋さんに行けばトガニタンを頂けると思います。
大阪だと鶴橋にある「漢松」というお店があるのですが、こちらのお店のトガニタンは臭みもなく美味しいです。
ご家庭では牛の膝軟の代わりに牛筋肉を使ったお料理もオススメです。
筋肉も膝軟同様、コラーゲンが沢山含まれています。カレーやシチューに使用してもコクと甘みが出て美味しく頂けます。
講座では主婦の方が半数位いらっしゃるので、私も教わる事が多いです。
「食べたもので体は作られる」こんな当たり前の事を口に出して言ってみると、自分自身の健康は自分で責任を取らなければいけないなと感じます。
皆さんも是非、美味しい物を頂き、体が健康でもっと幸せになる食の選択を心がけてみて下さい。食べた物で体は作られます。
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