竜巻を追跡し、観測や記録を行うストームチェイサー(日本語版記事)のひとりであるマルコ・コロセク氏(31歳)が撮影した、驚くような写真を紹介しよう。
これらの写真は、竜巻が頻繁に発生する「竜巻街道」と呼ばれるテキサス州、カンザス州、コロラド州にまたがる地域をコロセク氏が横断した際に、竜巻からわずか1キロの位置から撮影したものだ。
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写真には、大地を吸い上げるような巨大なスーパーセルが映っている。
スーパーセルとは、回転する空気の柱が形成されて上昇気流が回転し、異常な円形の雲が現れるもので、大規模な水平方向の回転を伴っていることが特徴だ。
竜巻街道では、メキシコ湾からの暖かく湿った空気と、ロッキー山脈やカナダからの冷たく乾いた空気がぶつかり、スーパーセルが発達しやすい)。
「ストームチェイサーが捉えたスーパーセル」
[Paul Vale(English) 日本語版:ガリレオ]