ワールドカップ1週間前:ブラジル首都の空港で床上浸水

世界最大のサッカー大会の開幕までわずか1週間というこの時期に、首都の空港で起きてはほしくない事態が起こった。

世界最大のサッカー大会の開幕までわずか1週間というこの時期に、ブラジル首都の空港で起きてはほしくない事態が起こった。

6月3日、首都ブラジリアにある国際空港の建物内部が豪雨で浸水したのだ。利用客らによって、驚くような映像が撮影された。

動画を見ると、室内の床にあった複数のマンホールの蓋から水が噴出しており、広い範囲に濁った水が浸水している。その近くで、客やスタッフが心配そうに笑っている。

ワンケス・レアンドロ(Wankes Leandro)氏が撮影し、Facebookに投稿したこの動画は、すでに1万4000回以上シェアされている。

レアンドロ氏によると、雨になってわずか20分後には、もう浸水が始まっていたという。また、「Storyful」によると、レアンドロ氏の撮影の直後に、空港の職員が掃除を始めたという。

ワールドカップは、6月12日にサンパウロで開幕戦が行われ、ブラジルがクロアチアと戦う。首都ブラジリアでの第1試合は、6月15日のスイス対エクアドル戦だ。

ちなみに、5月にはアマゾン川の支流が氾濫して、ホスト都市であるマナウスで非常事態が宣言された。

なお、Googleは、ワールドカップの開幕に合わせて、試合が行われるブラジルのサッカー場のストリートビューを公開しており、試合が行われる12都市を地図上で確認することができる。グループリーグの日本戦の会場は、コートジボワール戦はレシフェにある「ペルナンブコ・アリーナ」、ギリシャ戦はナタールにあるドゥナス競技場、コロンビア戦はクイアバにあるパンタナル・アリーナ。

ブラジルは、ワールドカップに合わせたテロも警戒しており、リアルな対テロ訓練も行っている(以下の動画)。

[Jessica Elgot(English) 日本語版:緒方亮/ガリレオ]

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