「バンド・エイド30」エボラ出血熱の支援で復活 10年ぶりの結成にゲルドフが懸念することとは?

ボブ・ゲルドフがエボラ出血熱の被害に苦しむアフリカの人々を支援するため、「バンド・エイド30」を結成し、チャリティー・シングルを作成すると発表した。
LONDON, ENGLAND - NOVEMBER 10: Sir Bob Geldof and Midge Ure attend a press Briefing to launch BandAid30 on November 10, 2014 in London, England. (Photo by Stuart C. Wilson/Getty Images)
LONDON, ENGLAND - NOVEMBER 10: Sir Bob Geldof and Midge Ure attend a press Briefing to launch BandAid30 on November 10, 2014 in London, England. (Photo by Stuart C. Wilson/Getty Images)
Stuart C. Wilson via Getty Images

アイルランド出身のロック歌手で慈善活動家のボブ・ゲルドフ(63)は11月10日、エボラ出血熱の被害に苦しむアフリカの人々を支援するため、「バンド・エイド30」という新しいスーパーユニットを結成し、チャリティー・シングルを作成すると発表した。これまでのバンド・エイドと同様、ロックやポップス界の有名メンバーらが参加して収録を行う。イギリス・BBCなどが報じた。

ゲルドフはこの日、ロンドンで記者会見を開いて詳細を発表。既に、U2のボノやコールドプレイのクリス・マーティン、ワン・ダイレクションなどの参加が決まっているという。ドイツやフランス、アメリカで収録を行う計画もあり、ダフト・パンクやジョニー・アリディなどの参加も考えているとゲルドフは語った。

バンド・エイドは、30年前の1984年、イギリスとアイルランドの有名アーティストらによって臨時結成された、1曲限りのチャリティー・プロジェクトだ。干ばつや内乱などの影響で飢饉(ききん)に見舞われていたエチオピアを支援するため、ジョージ・マイケルやデュラン・デュラン、ボーイ・ジョージ、バナナラマ、スティングなどが集結した。このとき収録された『Do They Know It's Christmas?』は、イギリス国内だけでも370万枚を売り上げる大ヒットを記録。800万ポンド(約14億5500万円)を集めた。

その後、1989年に「バンド・エイドⅡ」が、2004年には「バンド・エイド20」が実施され、その都度『Do They Know It's Christmas?』がリメイクされた。4度目の「バンド・エイド30」でも同曲をレコーディングするが、歌詞はエボラ出血熱の救済のためのものに一部変更する。

しかし、10年ぶりとなるバンド・エイドの復活に、ゲルドフが1つ懸念している事がある。人々がお金を払わず、YouTubeなどで曲を無料で視聴するという可能性だ。ゲルドフ氏は、「30年前にも話したように、曲が嫌いだとか、参加しているアーティストが嫌いだとかは関係ない。ただ、あなたがすべきことは、この曲を買うということだ。(無料で)ダウンロードしないでくれ。ただYouTubeで見るだけというのはやめてくれ」と述べた。

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