1月18日に開かれた民主党の臨時党大会で、民主党の新代表に衆院議員の岡田克也氏が選ばれた。2005年9月以来、約9年ぶりに代表に返り咲いた。同じく立候補していた細野豪志氏と、長妻昭氏は及ばなかった。
1回目の投票は、国会議員と地方議員、党員・サポーターらによるポイント制となった。ここでは、細野氏が298ポイント、岡田氏が294ポイント、長妻氏は168ポイントを得た。過半数をとった候補者がいなかったため、細野氏と岡田氏の2人による決選投票が行われることになった。国会議員と国政選挙の公認内定者が投票した結果、岡田氏が133ポイント、細野氏が120ポイントとなった。
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長妻氏を支持していた赤松広隆氏のグループが、決選投票では岡田氏に投票する方針を決めたことが影響したとみられる。
代表選は昨年12月の衆院選で落選した海江田万里氏が代表を辞任したことに伴って実施された。党員・サポーター(22万6148人)や地方議員(1629人)の投票も認められているが、決選投票は国会議員と国政選挙の公認内定者だけで行われる。新代表の任期は2017年9月まで。
新代表に選出された岡田氏のあいさつは以下の通り。
「みなさん本当に有り難うございました。しかし、民主党の目指す政権交代は容易なことではありません。皆さんの一人一人の力が必要です。ともに、この困難な道を乗り越えて行こうじゃありませんか。国民の皆さんの信頼を取り戻していくために是非一緒に頑張りましょう。民主党が政権交代を担える政党だと国民の皆さんに思ってもらえるように、安倍自民党と戦っていきましょう」
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