【UPDATE】2015/04/27 15:15 中野区議選の結果を追加
統一地方選の後半戦となった全国の市議選、区議選には、同性愛や性同一性障害などの性的マイノリティー(LGBT)であることを公表した人も立候補していた。
性同一性障害を公表し、2003年に東京都世田谷区議に初当選した無所属の上川あやさん(47)は、世田谷区議選(定数50)で7132票を獲得し、立候補82人中3位で4期連続当選を果たした。
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選挙戦では、同性愛者などの区立学校の対応状況調査や、性的マイノリティーの相談窓口整備などの実績を訴え、前回より得票を上積みした。
同性愛者であることを公表している元東京都豊島区議の石川大我さん(40)も、社民党公認で豊島区議選(定数36)に立候補し、1837票を獲得。候補者55人中20番目で当選した。
豊島区議1期目の途中で辞職し、2014年12月の衆院選で、社民党から比例代表東京ブロックの単独1位候補として立候補したが落選していた。「愛する恋人同士が性別に関係なく祝福される豊島区、多様な人たちがお互いを尊重し合って暮らせる豊島区」の実現を訴え、豊島区議に返り咲いた。
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同性愛者であることを公表している無所属の石坂わたるさん(38)は、再選を目指し東京都中野区議選(定数42)に立候補。1783票を得て、候補者59人中32番目で当選した。
一方、戸籍上は男性ながら、性同一性障害を持ち、女性として名古屋市議選に立候補を届け出た「無所属の会」公認の安間優希さん(45)は、中区選挙区(定数3)から立候補したが、572票で立候補9人中8位となり落選した。
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