それぞれのページには、アルカイダの透かし印と「アルカイダ治安委員会」という文字、それに「信仰の民よ、警戒せよ」というアルカイダのスローガンが記載されている。
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応募書類の最初には「質問に正確に答えるように」「この情報は他の応募者と共有しないように」といった注意事項が書かれ、その後に質問が続く。
まず最初に聞かれるのは、志願者のニックネームや父親の職業などの個人情報だ。学歴を記入する欄もあるが、そこには「アッラーからその学歴という贈り物を授けられたのはいつか?」という質問が書かれている。学歴は自分の力で獲得したものではなく、神から授けられるもののようだ。
また他にも、こんな質問も並んでいる。
- コーランをどれくらい暗唱できるか? シャリーア(イスラム教の法典)を勉強したか?また、誰に師事したか?
- 文系か理系か?
- 化学や通信、その他の分野で働く知り合いか専門家がいるか?
- 家族や友人の中に、政府で働いている人はいるか? もし知り合いがいる場合、その人はアルカイダに協力して、活動を支援する意思はあるか?
- パキスタンを何度訪れたことがあるか? またその理由は?
下記が、アラビア語の原本を英訳した応募書類だ。
この記事はハフポストカナダ版に掲載されたものを翻訳しました。
[日本語版:湯本牧子/ガリレオ]
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