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2015年07月06日 16時02分 JST | 更新 2015年07月08日 01時17分 JST

ホームレスの51歳男性、路上のピアノでロックの名曲を奏でる(動画)

Sarasota installed 'public pianos' throughout downtown. This homeless man now has the opportunity to be something other...

Posted by Aroar Natasha on Monday, June 29, 2015

フロリダ州の都市サラソータで、あるホームレス男性のピアノ演奏が注目を集め、多くの人たちを感動させている。

男性の名前はドナルド・グールドさん。彼は、誰もが弾けるように公共スペースにピアノを置くアートプロジェクト「サラソータ・キーズ・ピアノ・プロジェクト」で路上に置かれたピアノを弾いている。

彼がアメリカのロックバンド「スティクス」の曲「永遠の航海」を演奏している姿が撮影され、Facebookにアップされると、動画は一気に広まって瞬く間に大勢の人たちにシェアされた。

突然有名になったグールドさんだが、SNSによってもたらされた名声は、51歳の彼にとって驚きだったようだ。

地元のテレビ局「WWSB」の取材に、グールドさんは「ピアノの上に帽子を置いて、チップを何ドルかもらえればいいと思っていたんです。こんなことになるとは思っていませんでした」と答えている。

WWSBによると、グールドさんは若い頃は海兵隊に所属し、クラリネットを演奏していたという。兵役を終えた後は、ミシガンの大学に入って音楽教育の勉強をしていたが、学費が払えなくなったため退学して仕事に就き、家庭を持ったそうだ。

しかし、1998年に妻が亡くなりグールドさんの人生は一変した。グールドさんは薬物中毒になり、息子は児童養護施設に引き取られた。その後、彼はサラソータに移り、ミュージシャンのポール・ロナード氏と演奏活動を始めた。

サラソータではグールドさんは「ブーン」という愛称で呼ばれ、1日5曲を演奏し人々を楽しませている。レパートリーは、ビリー・ジョエルの「ピアノ・マン」から、バッハの「トッカータとフーガ ニ短調」と幅広い。

ホームレスの人たちが美しいピアノの演奏で世界を感動させたのは、グールドさんが初めてではない。2014年には、カナダのエドモントンに住むホームレスの男性が、公共のピアノで美しい演奏を披露し、人々を驚かせた

また、アメリカのワシントン州バンクーバーに住むホームレス男性、デビッド・アレン・ウェルシュさんも、2013年にリサイクルショップのピアノで演奏し、観客の涙を誘った。観客の一人は「彼が演奏を始めたとたん、私はコーヒーにむせてしまい、鼻からコーヒーが出てきた」とニュースの取材で答えている。

SNSで有名になったおかげで、グールドさんはホームレス状態から抜け出せそうだ。WWSBによると、彼の演奏の評判を聞いた地元のレストラン「サーフ・シャック」が、グールドさんに専属ミュージシャンのトライアウトを受けるよう勧めたという。合格すれば、彼はレストランの2階にあるピアノバーで演奏することになる。

この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。

[日本語版:阪本博希/ガリレオ]

ホームレスだったことがあるセレブ

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