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2015年08月24日 00時08分 JST | 更新 2015年08月24日 00時28分 JST

パルミラ遺跡の古代神殿を爆破 IS(イスラム国)が世界遺産を破壊

A picture taken on March 14, 2014 shows a partial view of the ancient oasis city of Palmyra, 215 kilometres northeast of Damascus. From the 1st to the 2nd century, the art and architecture of Palmyra, standing at the crossroads of several civilizations, married Graeco-Roman techniques with local traditions and Persian influences. AFP PHOTO/JOSEPH EID        (Photo credit should read JOSEPH EID/AFP/Getty Images)
JOSEPH EID via Getty Images
A picture taken on March 14, 2014 shows a partial view of the ancient oasis city of Palmyra, 215 kilometres northeast of Damascus. From the 1st to the 2nd century, the art and architecture of Palmyra, standing at the crossroads of several civilizations, married Graeco-Roman techniques with local traditions and Persian influences. AFP PHOTO/JOSEPH EID (Photo credit should read JOSEPH EID/AFP/Getty Images)

シリア文化省は8月23日、世界遺産に認定されているシリア・パルミラ遺跡のバールシャミン神殿がIS(イスラム国)に爆破されたと明らかにした。BBCなどが報じた。

イギリスに本拠地を置くシリア人権監視団によると、爆破は1カ月前に行われたという。バールシャミン神殿は古代ローマ時代の1世紀に建設されたが、シリア文化省文化財博物館総局のアブドゥルカリム局長は、「大量の爆発物を仕掛け、神殿を破壊した。神像が安置されていた場所は破壊され、周囲の円柱も崩れ落ちた」と述べた。

パルミラ遺跡はシリアの首都ダマスカスの北東約230キロ、シリア砂漠の中央にあるローマ帝国時代の都市遺跡。凱旋門、列柱付きの大通り、コリント式の円柱に囲まれたベル神殿、半円形のローマ劇場、公共浴場、墓地の谷などがある。2011年の民主化運動「アラブの春」以降シリアの治安が悪化し、墓の盗掘などが確認され、2013年に危機遺産リストに記載された。

2015年5月にはISが侵攻して制圧し、遺跡の石像を破壊し、女性や子供を含む400人を殺害した。8月18日には遺跡の管理責任者だった考古学者のハリド・アサド氏を斬首して処刑した。

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