中国、「気候変動は深刻な問題」と考える人が40カ国中最低だった

アメリカの大手民間調査機関ピューリサーチセンターが世界40カ国で実施した最新の世論調査の結果によると、回答者の全体の54%が「地球の気候変動が極めて深刻な問題」と答えた。
pollution and clean energy concept. businessman watching windmills solar panels and refinery with air pollution
pollution and clean energy concept. businessman watching windmills solar panels and refinery with air pollution
Tomwang112 via Getty Images

アメリカの大手民間調査機関ピューリサーチセンターが世界40カ国で実施した最新の世論調査の結果によると、回答者の全体の54%が「地球の気候変動が極めて深刻な問題」と答えた。

国別では、ブラジルの回答者の86%が「気候変動は極めて深刻な問題」と答え、トップとなった。同国はこれまで、アマゾン川流域の熱帯雨林が大規模な干ばつに見舞われてきた。このほか、チリが77%、ペルーが75%、ベネズエラが72%と、南米諸国が気候変動への強い懸念を示した。インドも76%の回答者が「気候変動は極めて深刻な問題」と答えた。

一方、北京などで大気汚染が目立つ中国は40カ国中、最低の18%にとどまった。日本とアメリカはともに45%。ドイツとイタリアは55%だった。

環境に関する13の驚きの事実

【関連記事】

注目記事