火葬後の遺骨や灰からダイヤモンドをつくるというサービスが「究極の形見」として話題だ。Twitterユーザーが1月21日に紹介。22日正午時点で、3万6000リツイートを超えた。
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©アルゴタンザ
これはスイスの企業、アルゴタンザ社が展開する、「メモリアル・ダイヤモンド」というサービス。遺骨中に含まれる炭素を取り出し、人工的に高温高圧にかけることで、合成ダイヤモンドを製造するというものだ。
日本で同社のサービス窓口を展開するアルゴタンザ・ジャパンの担当者はハフポスト日本版の取材に対し、「アルゴタンザのダイヤモンドの色は基本的に青ですが、人によって色味が異なります。遺骨の中に含まれるホウ素の分量が、それぞれの人で異なるためです。ホウ素の分量が少なければ透明に近く、多ければ濃いブルーになります」と説明した。
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日本で預かった遺骨はスイスの工場に送られ、加工される。アルゴタンザ・ジャパンの公式サイトによると、価格は42万円からとなっている。
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なお、遺骨をダイヤモンドにするサービスはライフジェム社や、ハート・イン・ダイヤモンド社など複数社が提供しており、ダイヤモンドの色を青だけでなく黄色、赤、緑にすることも可能。これはアルゴタンザ社とは製法が異なるためだという。
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