「ハリー・ポッター」の著者J.K.ローリング、EU離脱で「魔法がほしい...」

「さよなら、UK」
Getty Images

「ハリー・ポッター」シリーズの著者J.K.ローリングは、イギリスがEU内に残留できるよう魔法が使えたらと願っている。

ローリングは、イギリスのEU離脱(ブレグジット)をめぐる国民投票で、「残留」より「離脱」を選んだ投票者が過半数を占めたことが確定した後、Twitterで失望を表明した。

さよなら、UK。

今までこんなに魔法が欲しいと思ったことはない。

彼女のTwitterフォロワー750万人の中の1人は「この結果、どうにかして」と請願する絶望的なツイートをした。

ローリングの故郷スコットランドでは、32選挙区全てで圧倒的にEU残留を選択していた。

それを受け、スコットランドはイギリスからの独立を求めるだろうとローリングは述べた。

スコットランドは今、独立を求める。そして、キャメロンが残した業績は、2つの連合(EUとイギリス)を崩壊させたこと。どちらも起こす必要がなかった。

スコットランド自治政府のニコラ・スタージョン首相の発言からすると、彼女の見込みは正しいようだ。

スタージョン首相は、「スコットランドは、EU残留という力強い明確な意志を示しました。そして、私はその支持を受け入れます。スコットランド国民は、欧州連合の一員としての未来を見ています」と述べた。

ハフポストUS版より翻訳・加筆しました。

関連記事

BRITAIN-EU/

イギリス EU離脱を問う国民投票

注目記事