アメリカのスターバックスは7月11日、アメリカ国内店舗のマネージャーと従業員の賃金を、10月3日に5%以上引き上げると発表した。ハワード・シュルツ最高経営責任者(CEO)が、従業員へのメールで通知した。2年以上勤務した従業員にも与えられる株式も倍増するとしており、2つの施策によって1人あたり合計で5〜15%の賃金増となるという。ロイターによると、時給労働者にも適用される。
米国内では労働需要が上昇しており、賃金を含めた労働市場の質の改善も続くと考えられる。ウォール・ストリート・ジャーナルによると、スタバの広報担当社は今回の賃上げについて、「会社の魅力を高めるとともに、良い人材をつなぎ留めておくため」とコメントした。
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なお、シュルツ氏はメールで、服装規定の見直しも約束した。スタバでは現在、従業員に明るすぎるカラーなど"不自然な"髪の色で業務することを認めていない。今回のメールでは、見直しの詳細は明らかにされなかったが、従業員から規定見直しの要望が高まっていた。
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