朴槿恵大統領、セウォル号沈没直後にヘアスタイル90分? 「空白の7時間」一部明らかに

「有名美容師を青瓦台に呼んで、ヘアスタイルを整えるために90分以上を浪費した」と報道した。
청와대

韓国の朴槿恵大統領の一連のスキャンダルと関連して注目されている、セウォル号沈没事故当日の「空白の7時間」の一部が明らかになった。

ハンギョレは12月6日、「セウォル号が沈んでいた2014年4月16日、朴大統領は乗客の救助対策を立てるのではなく、江南(カンナム)の有名美容師を青瓦台に呼んで、ヘアスタイルを整えるために90分以上を浪費した」と報道した。

ハンギョレが青瓦台(大統領府)や美容業界の関係者の話を総合して伝えた内容によると、ソウル南部の繁華街・江南(カンナム)にある美容師が、午後0時ごろに「大統領のヘアスタイルを整えなければならないので早く来てくれ」と青瓦台に呼び出され、車で約1時間かけて青瓦台に入った。

朴大統領は、故・朴正熙大統領夫人の陸英修女史を彷彿とさせる、独特のヘアスタイルをしており、10本以上のヘアピンを入れて髪の毛を上に盛り上げ、円形を描いていく。化粧まで含めると1時間半以上かかるという。

一方、この日の午前11時23分には、国家安保室から「315人が未救助、または船内に取り残されている可能性が高い」という報告を電話で受けていた。

修学旅行中の高校生ら304人が死亡・行方不明になった「セウォル号事故」では、朴大統領が最後の指示を出した午前10時過ぎから、対策本部に姿を現した午後5時過ぎまでの動向が一切明らかになっておらず「空白の7時間」と呼ばれる。対策本部に現れた朴大統領は「生徒たちはみんなライフジャケットを着ていたそうですが、そんなに発見が難しいのですか?」と職員に的外れな質問をしており、状況を逐一把握していなかったと推測されている。

青瓦台は、朴槿恵大統領が2014年4月16日のセウォル号事故の当日、公邸で90分間、ヘアスタイルを整えていたという事実を認めた。

聯合ニュースが12月6日に報じた内容によると、青瓦台(大統領府)はこれに対し、参考資料を発表した。

「青瓦台は大統領のヘアメイクや化粧のために、総務秘書官室所属で2人を契約職で採用している。4月16日の出入記録によると、(彼らは)午後3時20分ごろから1時間ほど、青瓦台に滞在したと確認され、当事者に確認した結果、ヘアスタイルを整えるのにかかった時間は20分だ。大統領は15時に中央災難安全対策本部を訪問する指示を出し、警護が出動準備をする間、書面報告を受けてヘアスタイルを整えていた」

「セウォル号事故当日の大統領の業務に関連して、男性との密会説、巫女を呼んで祈禱していた説、整形手術説など、根拠のない疑惑として浮上した。今度は1時間半ヘアスタイルを整えていたという、とんでもない疑惑まで提起された」

しかし、大統領府の説明にも釈然としない部分が存在する。朴大統領は午後3時に中央災難安全対策本部を訪問する指示をした後、対策本部に到着したのは2時間後の午後5時だった。青瓦台から対策本部のある政府ソウル庁舎まで車で5分しかかからない。

20分で散髪を終えたとしても、なぜそんなに到着が遅れたのか合理的に説明ができない。特に午前11時23分に「未救助の乗客が行方不明または船内に残っている可能性が高い」と電話で報告を受けた後も、午後3時頃まで美容師を待っていたのかどうかも不明のままだ。

ハフィントンポスト韓国版に掲載されたものを翻訳、加筆しました。

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