ドイツやトルコでテロが相次いだことを受け、アメリカのドナルド・トランプ次期大統領は12月21日、自身がイスラム教徒の入国制限政策を持論にしていることを挙げ「私が正しいことが証明された」などと述べた。ABCなどが報じた。
トランプ氏はアメリカ大統領選の期間中から、「不法移民の強制送還」や「イスラム教徒である難民受け入れの制限」などの政策を訴えている。この日、トランプ氏は記者団からこれらの難民・移民政策への影響を問われ、「私の計画を知っているだろう? 全体的に見て、私が正しいことが証明された。100%正しい」などと答えた。
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トランプ氏は20日、ドイツの首都ベルリンのクリスマスマーケットに大型トラックが突っ込んだ事件について、「ISISやイスラム主義テロリストたちは、絶えずキリスト教徒を殺害している」などとする声明を発表している。同じ日にTwitterには「今日はトルコ、スイス、ドイツでテロがあった。悪化するばかりだ。文明世界は、考え方を変えなければならない」などと投稿していた。
今回、記者に「テロはキリスト教徒を狙ったものか?」と問われると、トランプ氏は「誰がそんなことを言った?」などとコメント。「これは人類への攻撃だ。止めなければならない」と話した。
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