2017年、女性が気にするべき27のこと

2017年は、これをしよう。

2017年は、これをしよう。

過去2年間、私たちは新年に、「気にしてはいけないこと」のリストをまとめた。こうしたリストは明るく楽しく、私たち自身や読者が肩の荷を少し降ろして、本当に重要な問題にフォーカスすることを狙っている。

しかし、2016年が「何にも気にしない人たち」に支配された年だったことを考えると、政治のプロセスや自分の国について、時にはそれぞれの国の人たちの基本的人権について、いろいろ見過ごしてきたような気がして、今ひとつ気分が乗らない。2016年は全体的に、一部の人間から受けた嫌なことだけが私たちに不利に働いた。

だから、この新年は、もっと気にかけることを固く決心しよう。不正に立ち向かう行動、抑圧に立ち向かう喜び、憎悪に立ち向かう愛を受け入れることを決心しよう。2017年に私たちが気にかけなきゃいけない27のことを下に挙げる。これらを支持するか、よく考えてほしい。

1. つながって、前に進み、抗議する。―無駄だと思うこともあるかもしれないが。

2. 女性の身体的な自立。女性には、自分自身の体について決める権利がある。生まれつき知っている。

3. あなたのことをよく知っていて、あなたのことを尊重してくれる人たちを周りにつくる。

4. なんとか主義とか、なんとか嫌悪と闘う。人種差別主義、性差別主義、外国人嫌悪、同性愛嫌悪。こういった分断する勢力を全滅させない限りは、私たちが本当の意味で「もっと完璧に団結する」ことなんてできっこない。

5. 本物の女性の友情。古い友情をはぐくみ、新しい友情を作り出す。こういったつながりが、あなたを失意から救い出すことになる。

6. 自己管理。かつてマイノリティ差別と闘った作家オードリー・ロードが言ったように、それは「政略」にもなる。

7. 読書。見出しだけとか、ウィキペディアの記事とか、表面的なまとめ文章を読むだけではなく、ちゃんと読むこと。

8. 身体的にも精神的にも健康でいる。先送りにしてきた歯医者、婦人科、セラピーの予約を取ろう。(そして、他の人たちも質の高い医療を受けられるよう必死で闘おう)

9. ゴミを減らす。わたしたちの地球は、本当に、本当に、本当に、私たちを必要としている。

10. ちょっとした優しさ。地下鉄でカップルに微笑みかけたり、バーのトイレに並んで酔っぱらった素敵な女の子たちと軽くおしゃべりしたりしよう。

「女性の権利は人間の権利」全く、その通り。

11. 建設的な意見の相違。さあ、話し合いを始めよう。生産的な方法で。

12. 美味しいものを食べる。ドーナツ、新鮮な野菜や果物、ピザ、フレッシュモッツァレラ、甘いチョコレートスプレッド、カリカリに焼いたベーコン…リストは続く。

13. 軽視された人々の声のために場をつくる。

14. 最高の快感…。パートナーから与えられるでも、よくできたバイブレーターから与えられるでもどっちでもいい。

15. フラストレーションの解消方法を覚える。ジムで激しいスピンサイクルをしたり、ヨガに行ったり、絵を始めたりしよう。ありあまった非生産的なエネルギーを、体と精神の健康にいい運動に変える方法を見つけよう。

16. インターセクショナル・フェミニズム(性差別を人種差別や民族差別などと交差させて考えるフェミニズム)

17. 政治のプロセスに関わる。大統領選に投票するだけじゃなく。手紙を書こう! 議員に電話をかけよう! 地方選に関心を持とう!

18. 神聖な空間。あなたにとって何が「神聖」であっても、あなたの神聖な空間を見つけよう。全ての人に聖域が必要だ。

19. 女性であるか男性であるか、道は1つではないと、自らの人生で若い人たちに示す。

20. おそれずに意見を表明する。あなた自身の考えを持ち、それを語ること。

21. 休暇をとる。これからの1年間、私たちは何度か休む必要があると、神様は知っている。

22. 教育。広範囲に、誰もが受けられる、公的な教育。

23. 共感。ちょっとした共感がとても役に立つ。

24. 事実。今でも問題だ。

25. 言葉。これもそう。

26. 喜び。

27. 愛。

ハフィントンポストUS版より翻訳・加筆しました。

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