国家安全保障担当のマイケル・フリン大統領補佐官が2月13日夜、就任前に駐米ロシア大使と経済制裁解除をめぐり事前接触していた問題をめぐり辞任したのを受けて、大統領選の民主党候補だったヒラリー・クリントン氏は、失職したフリン氏の次の仕事を紹介する(揶揄する)ツイートをリツイートした。
フリン氏とその息子、マイケル・フリン・ジュニア氏は大統領選でクリントン氏や、バラク・オバマ前大統領に関する根拠不明の陰謀論をSNS上に拡散させていた。
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息子のフリン氏は、 #pizzagate (ピザゲート)というハッシュタグを付けて、「ピザゲート」と呼ばれる偽ニュース(クリントン氏は殺人者で、ワシントンDCにあるピザ店「コメット・ピンポン」を拠点として児童買春組織を運営している、というもの)を拡散させた。その結果、フリン氏はトランプの政権移行チームから解雇された。
彼の父親も職を失った今、クリントン氏の元側近フィリペ・レインズ氏が、ピザ店の仕事を勧めるツイートをした。
親愛なるマイク・フリン、マイク・フリン・ジュニアへ
因果応報だ。(訳注「What goes around comes around」ということわざを、ピザ店の名前に引っ掛けている)
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あなたたちのピザへの執着を考えると…(ドミノ・ピザのスタッフ募集ページのリンク)
クリントンはレインズのそのコメントをリツイートし、こう付け加えた。
フィリペらしい言い方だけど、彼は偽ニュースが実際にどんな結果をもたらすか、的確に言っている…。
ハフィントンポストUS版より翻訳・加筆しました。
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