韓国最大級のプライドイベント「クィアカルチャーフェスティバル」、国の機関も参加【画像集】

韓国最大級のプライドイベント「クィア・カルチャー・フェスティバル」が6月15日、ソウル市庁前広場で開催された。断続的に雨が降る空模様となったが、今回で18回目となるイベントには史上最高となる8万5000人（主催者発表）が参加。ソウル中心部を練り歩いた。

ハンギョレ新聞によると、パレードに先立つイベントには、韓国国内の性的少数者の団体のほか、韓国駐在の13カ国の大使館、リベラルプロテスタントや仏教などの宗教団体など、101の団体がブースを出展した。また、独立した人権擁護機関である国家人権委員会が参加したことも注目を集めた。

京郷新聞によると、国家人権委員会のシン・フンジュコミュニケーション協力チーム調査長は「差別のない世の中を作るために、国の機関として初めて参加したことに意味がある」と述べた。

また、人権委のアン・ヒョチョル主務官は、「必要ならば来年も参加する意向だ」「差別禁止法を成立させれば、AIDSが拡散するといった歪曲され、偏った報道が出回っているが、それを仲裁するために努力する」と話した。

以下に、フェスティバルの様子を写真で紹介しよう。

【※】画像が表示されない場合は、こちらへ

（翻訳：植田祐介）

この記事はハフポスト韓国版に掲載されたものを翻訳しました。

【関連記事】

「きっと私たちを理解する」韓国のLGBTパレード参加者は、ヘイトにひるまない【大邱クィアカルチャーフェスティバル】