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2018年05月14日 17時23分 JST | 更新 2018年06月08日 19時57分 JST

生理用ナプキンへの不満「どうしてザ・乙女な見た目なのか」 ツイートで注目集まる

ツイートをきっかけに活発な議論が…

花柄の生理用ナプキン(イメージ写真)
NatchaS via Getty Images
花柄の生理用ナプキン(イメージ写真)

主に月経時に使う「生理用ナプキン」の見た目について、疑問を投げかけるツイートが話題に上がっている。ツイートしたTRIP AND DAYSさんは、ピンク色を基調に花柄やリボンなどをあしらったナプキンの柄について、「ザ・乙女。わたしはこの感じをどうにかしてほしいと思っています...」と訴えている。

TRIP AND DAYSさんは、一目で「生理用ナプキン」とわかる、こういった柄について、次のように訴えている。

・トイレのたびにポーチやカバンに入れて持っていくのは、生理中と伝えるようなもの。ナチュラルな運搬が困難。

・目立つ!ポケットから見えているのではとひやひやする。ティッシュみたいなデザインなら目立たないのに。

・そもそも趣味じゃない!

自分好みのものを持ちたい人や、トランスジェンダーの人、ポーチもかばんも持たないミニマリストの人など、「こういう不満を感じたことがあるのは自分だけではないはず」としている。

生理用といっても、様々な用途が

「生理用ナプキン」はもちろん基本的には、月経中の女性が使うものだ。

しかし、機能面でいえば、ナプキンはクッション性の高い清潔な衛生用品でもある。切り傷や擦り傷の治療をする材料になったり、長時間運転をする男性や、痔で出血がある際にも有効。実は、老若男女問わずいろんな場面で活躍している。

そこで、TRIP AND DAYSさんは、ハンカチのような「ポケットに入っていても目立たない」柄や、男性やさまざまな年齢層でも手にしやすい無地のデザインを提案。

「裸で持っていてもちょっとくらいなら風景に溶け込むデザイン」にすることで、持ちやすさの向上、生理に対するタブー感の低減のほか、女性のものという観念から「みんなが持っていてもいいもの」という感覚を手に入れられるようになるのでは、と伝えている。

このツイートに対しては、さまざまな反応が出ている。

このような、生理を恥ずかしいものであるかのように捉える風潮に疑問を感じる声。また、以前はシンプルなナプキンが主流だったが、それはそれで嫌だったという指摘もある。

一回まわってシンプルなやつも

大手と比べると数は少ないが、無地のナプキンを販売する会社もある。東京都豊島区の「コットンラボ」は、2016年から白一色のシンプルな、オーガニックコットンナプキンを売り出している。

担当者は「現在は、清潔感と女性らしさを売り出すデザインのナプキンが増え、シンプルなものは逆に珍しくなっていた」と話す。30年のナプキンの進化に対し「ぐるっと回ってシンプルな形に良さを見出す人もいる」と反響を感じているという。

ナプキンデザインも、誰でも使いやすい多様性があれば

このツイートをきっかけに、ナプキンの種類や形について、様々な意見交換が起こっている。柄の進化を「可愛い」「気に入っている」と歓迎する声もある。その一方で、柄より「形をどうにかして」という意見も。「LGBTの時代多様性に富んだデザイン展開があっていいかもしれませんね」という指摘もあった。