正しく装着しないと効果薄。意外と知らないマスクの正しい使い方

少しの違いで、効果に大きな違いが出ます。正しい方法で体調管理を整えましょう。
ウェザーニュース

寒さが増し、乾燥してくるこの時季は、風邪やインフルエンザが心配。

そんな時季に活躍するマスクで、こんな思い違い・勘違いをしていませんか?実際に確認していきましょう。

着け方あってる?

1.ゴムで紐を固定し、鼻、口、顎を覆う(※特に鼻と口の両方を確実に覆う)

2.鼻の部分を抑えてフィットするよう調節する

3.隙間がないように調整する

正しい着け方でないとウイルスの捕集性能は驚くほど下がってしまいます。マスク選びの際には自分の顔のサイズにぴったり合うものを購入し、顔にフィットした形で使いましょう。

交換のタイミングと捨て方は?

市販の不織布マスクは1日1枚程度の使用が良いそうです。

一方、マスクを外す時や捨てる時も要注意!しばらく使用したマスクにはウイルスが多く付着している危険性があります。そのため、マスクの表面には触らないように外し、ビニール袋に入れ、口を閉じて捨てるのが望ましいようです。

ウイルスは予防できない!?

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マスクには一定の保湿効果があるため、喉の乾燥を防ぐことでウイルス感染の可能性を下げることができますが、普通のマスクではウイルス予防にはならないことがわかりました。

そこで感染予防に役立つマスク「N95マスク」があります。これは米国国立労働安全衛生研究所(NIOSH)が定めた基準をクリアしたマスクで、0.3µm以上の微粒子を95%以上捕集することができる性能があるということを意味します。

市販もされているマスクなので、「N95規格」という表記を覚えておいてください。

男性にはわからない...女性マスクの事情

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近年、感染対策ではない「伊達マスク」が、特に女性を中心に流行っているようです。その理由のトップ3は以下のようなもの。

「スッピン隠し(74.4%)」

「あたたかい(53.3%)」

「顔が隠れる安心感(31.4%)」

毎日、きちんと化粧をしてから家を出るのは大変だということなのかもしれません。

いかがでしたか?少しの違いで予防効果に大きな違いが出てしまいます。正しい方法で体調管理を整えましょう。

(2018年11月14日ウェザーニュース「意外と知らないマスクの正しい使い方 正しく装着しないと効果薄」より転載)

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