ミンガラバー。ネクラ・非リア充・非モテのD徳です。
先日もひとりでバンコクに旅行し、バンコクのテーマパーク「ドリームワールド」や、水族館をひとりで楽しんできました。
▶生まれ変わるなら水族館の魚に私はなりたい
今回は、日本全国にいらっしゃる、私と同様のこれら三重苦に悩む皆さんに朗報をお届けいたします。
この内容から、一筋の光明を見出していただけると幸いです。
これであなたも自信をもって、ネクラ・非リア充・非モテに磨きをかけることができます!
1.ひとりきりでも寂しくない!
海外での単身生活は孤独です。
特に発展途上にあるミャンマーではまだ娯楽も少ないですし、私のようなネクラは週末、優雅にテニスやゴルフに興じる方々とは違い、そんな交友関係もなかなか作れません。
で・す・が!
ネクラであれば問題ありません。
むしろこの国で私を知る人が、ひとりもいない、ということが胸を弾ませてくれます。胸躍ります。ここには真の自由がある!
▶スマホ画面が笑いかけてくれてる、と思ったら私自身でした......
2.話し相手がいないけど、いる!
この矛盾する問いにお答えしましょう。
仕事以外ではほとんど日常で言葉を発しない私ですが、心配ご無用。
私には私という永遠の友がおります。
鏡を前にすれば、あら不思議! もうひとりの私と対話することができます。
▶最高の友、俺。時には喧嘩もしますが、最高の朋友(パンヤオ)。パン屋ではありません
悲しい時も、苦しい時も、嬉しい時も、内面から湧き上がる感情を誰かにシェアしたい時は鏡に向かって話せばすべて解決です。
ミャンマー生活は孤独な時間が増えるからこそ、ひとり好きは輝ける。
3.ひとりだからこそ、めっちゃ楽しい!
ここでは、路上で歩きながらキン肉マンの歌を熱唱しても誰も気にしません。私も気にしません。なぜなら、ひとりだからです。
日本にいた時は周囲を気にして、家で湯船に浸かっている時か、山登りをした時の山頂か、ひとりカラオケくらいしか、皆さんも選択肢がなかったかと思います。
しかしこれは非常に限られた選択肢ですし、ネクラにひとりカラオケは「受付で手続きをする」という高い壁があります。山登りは大変ですし、風呂で歌うとのぼせて危険な状況に陥ってしまいます。
しかし、ここミャンマーでは問題ありません。
常に大音量で何らかの音楽が流れていますし、夜になると犬が吠えてなかなかに騒がしい状況です。私ひとりが熱唱して歩こうが誰も気にも止めません。
つまり、いつでもめっちゃ楽しい状況を自ら作れます。
▶空気を読まずに「キン肉マン」を日本語で歌う。誰にも伝わらない。伝えられない。私はひとりだ
4.何もないが、ある
ミャンマーに娯楽が少ないことは先述した通りですが、年中ほとんど気候が変わりませんし、ここの文化に浸っていると物欲が減退していきます。
ネクラ・非リア充・非モテの僕にとって、出費は日々の食費くらいしかありません。
先日も、新卒で働いた会社を辞めた時の記念に購入したブランド時計を、何の躊躇もなく売り払いました。
物質的な欲求ほど、この国で無駄なことはありません。そんな余裕があるのなら、他者のために寄付をしたくなります。何もないからこそ、人間らしい精神が宿ります。
▶ほら、私を慕ってくれる仲間がこんなにいる......寂しい時は下を向いて歩こう
以上、ネクラ・非リア充・非モテが海外生活に向いている4つの理由です。
私はミャンマーに移住したことで、大変充実した「非リア充生活」を過ごせています。
ネクラ・非リア充・非モテで良かった......。
「自ら機会を創りだし、機会によって自らを変えよ」......矛盾するようですが、私の好きな言葉です。
そんな経験をしてみたい方は、ぜひミャンマー移住をお勧めします。
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ライター
D徳/D-toku
福岡県出身。中学は1ヶ月のみ登校、高校は未進学。フリーターとなって全国を旅して回る傍、大検を取得。09年に大学卒業後リクルート(現・リクルートライフスタイル)新卒入社。人口1万人の長野県小布施町役場に出向し、2年間、交流人口拡大と移住定住促進を担当。15年にリクルートを退職し、佐賀県庁に入庁。地方創生部門立上げ後、2016年3月に退職、突如フィリピン・セブ島へ。学生時代含め10年間携わってきた地域活性化の分野と日本から離れ、2016年4月よりミャンマーへ移り住む。
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