2022年、日本では「記録的」な早さで梅雨が明け、6月下旬から7月初めには「記録的」な猛暑となった。
気象庁の検討会は8月22日、この暑さについて「異常」との見解を示した。
こうした「異常気象」が起こっているのは日本だけではない。
気候危機がますます緊急の課題と化す中、世界各国は「普通の日常」が私たちの適応スピードより早く変化しているという現実を直視しなければならなくなってきている。
中国は異常な熱波と干ばつが70日も続き、大きな被害を受けた。
イギリスは1935年以来最も乾燥した7月を記録し、2つの熱波を経験した。
ヨーロッパの干ばつは過去500年間で最悪。
アメリカもヨーロッパと同様、各州での記録的な気温の上昇により、深刻な干ばつに見舞われている。
インドでは、今年だけで200日間も熱波を経験している。
また水位の低下により、世界各地で古代遺跡が発見されている。
極度の干ばつに悩まされている国がある一方、パキスタンでは集中豪雨で900人が死亡するなど、世界の気候が極めて不安定になっていることがわかる。
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韓国のソウルでは、過去80年間で最多の時間雨量を記録し、各地で土砂崩れなども発生した。
中国は干ばつに見舞われている地域があるにも関わらず、一部では鉄砲水が発生した。
しかし、こういった異常気象は言葉だけでは想像できないこともある。
そこで、気候がどのように変化していっているかを語る、世界各地からの衝撃的な画像を紹介しよう。
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ハフポストUK版の記事を翻訳・編集・加筆しました。