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2021年08月12日 17時11分 JST | 更新 2021年08月13日 15時37分 JST

​​エアコンを我慢せず使いたい。「再エネ後進国・日本」は変われるのか。

脱炭素の鍵を握る「再生可能エネルギー」。日本の再エネ推進を阻んできた壁とは?8月17日(火)夜9時のハフライブで考えます。

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8月のハフライブ、テーマはSDGsとエアコン

うだるような暑さが続く8月。特に今年の夏はコロナ禍でマスクが手放せず、熱中症のリスクが高まっています。健康と命を守るためには、毎日の暮らしにエアコンは欠かせません。

しかし、エアコンをたくさん使うことによる「気候危機」への影響も気になります。エアコンは夏の日中の電力消費量(※在宅世帯)の5割以上を占めるなど電力を多く使う家電ですが、その電力の約7割は、大量のCO2を排出する火力発電でまかなわれている現実があります。

暑い夏。気兼ねなくエアコンを使いたいし、気候危機対策はちゃんと考えたい…。

8月17日(火)夜9時のハフライブでは、こうしたジレンマが横たわる「電力」について話し合います。

キーとなるのは、太陽光や風力などのCO2排出量の少ない「再生可能エネルギー」です。

この10年、欧州をはじめとした世界では、目覚ましい勢いで再エネ普及が進められてきました。ここに大きく出遅れたのが日本です。かつては「環境技術先進国」と評価された日本ですが、気づけば「石炭火力発電への依存度が高く、再エネに消極的」と国際社会から批判を受けています。

しかし、菅首相が2020年に「2050年までのカーボンニュートラル」を宣言したことで、今ようやく再エネ普及の機運が急速に加速し始めています。

「再エネは高い」「安定供給に難あり」など、再エネへの急速な移行を不安視する声や、東日本大震災後の原発の是非をめぐる問題もある中で、日本が取るべき道はーー?

また、家庭や、職場、市民社会の中で、私たち個人に何ができるのか。話し合っていきます。

【番組概要】
・配信日時:8月17日(火)夜9時~

・配信URL: YouTube

https://youtu.be/JMh2uS5vtFs

・配信URL: Twitter(ハフポストSDGsアカウントのトップから)

https://twitter.com/i/broadcasts/1MnxnlMOwkOGO

(番組は無料です。時間になったら自動的に番組がはじまります)

特にこんな人に見てほしい

・SDGsや環境問題に興味はあるけれども、電気やエネルギーについてあまり考えたことがない人

・再エネに対して「本当に安定的に供給されるの?」「コストが高くならない?」などの疑問や不安を感じる人

・自分の自宅や会社の電気を再エネに転換したいと思っている人

・脱炭素化を「ビジネスチャンス」と捉えて、チャレンジしたいと思っている人

Takada Yuki/ハフポスト日本版
8月のハフライブ、テーマはSDGsとエアコン

電力会社、国際NGO、Z世代。3人のゲストと一緒に考えます

番組で「電力とSDGs」について一緒に考えるのは、3人のゲストです。

1人目のゲストは、再エネ電力を販売する新電力会社「みんな電力株式会社」の専務取締役  三宅成也さんです。同社は、再エネ電力を販売する新電力会社で、太陽光や風力などで発電された再エネ電力を法人や個人に販売しています。

実は三宅さんは関西電力の原子力部門で13年間働いたのち、再エネの世界に転身しました。海外では、デンマークの電力会社「オーステッド」のように、もともと石油や石炭に依存していた企業が、再エネ企業への転換を見事成功させた例もあります。日本で、そんなダイナミックな変革は起きうるのか?大手電力と新電力の再エネ事業者の両方の景色を見てきた三宅さんに、そんなことも聞いてみたいと思います。

2人目のゲストは、国際NGO「世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)」の小西雅子さんです。気候およびエネルギー政策を専門に、15年以上にわたって、企業や政府に脱炭素の働きかけをしてきました。

日本における再エネ推進のネックは何か?海外とも比較してお話しいただきます。

また、NGOと聞くと、「ボランティア活動の延長線」といったイメージをもつ人もいるかもしれませんが、欧米では、専門的な知見を持つプロフェッショナル集団と見なされています。とりわけ欧米における脱炭素の進展で、国際NGOが果たしてきた役割は大きいとされています。日本社会におけるNGOや市民社会のあり方についても小西さんに聞きます。

3人目のゲストは、「ミドリムシ」を原料とする食品や化粧品の販売や、バイオ燃料の研究・開発を手掛ける株式会社ユーグレナの初代CFO(Chief Future Officer:最高未来責任者 )の小澤杏子さんです。17歳のときCFOに就任し、同社でサステナビリティに関するアクションの意思決定を担ってきました。

長期的な時間軸で動くエネルギー政策は、次世代への投資という視点も重要です。政治やビジネスの意思決定の場に若い世代の意見を反映させるためにはどうしたらいいか。小澤さんと一緒に考えます。

Yaorusheng via Getty Images
洋上風力発電のイメージ写真

「再エネ普及」は働く個人にとっても他人事じゃない

電力などエネルギーの問題は「個人」にとっては一見遠い話題にも思えます。電気は、洋服や食べ物と違って、無色透明なので、消費者としてのアクションも取りづらい部分があります。

しかし、「働く個人」として考えてみるとどうでしょうか。

もはや日本における再エネの導入の遅れは、国内企業の「死活問題」にもなりかねません。企業に脱炭素を求める圧力が、投資家や取引先から急速に高まっているからです。

たとえば、アップルは2030年までに製品の生産を通じて排出されるCO2を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」を掲げ、取引先にも再エネを100%導入することを求めています。日本企業も対応を迫られていますが、もし国内で再エネを調達できなければ、取引先から外される事態にもなりかねません。

再エネ推進はこの地球に生きる誰にとっても決して「他人事」ではない。番組では、私たち一人ひとりができるアクションについても考えていきます。

【番組概要】
・配信日時:8月17日(火)夜9時~

・配信URL: YouTube

https://youtu.be/JMh2uS5vtFs

・配信URL: Twitter(ハフポストSDGsアカウントのトップから)

https://twitter.com/i/broadcasts/1MnxnlMOwkOGO

(番組は無料です。時間になったら自動的に番組がはじまります)