「パーカー」が災害時に活用できる…防災のプロの発想力に、国交省も「驚きです」と反応

「パーカー」が災害時に活用できる。警視庁災害対策課の防災ハックが話題です。
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Veniamin Blaga via Getty Images/500px
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寒い時期に大活躍する「パーカー」。

警視庁災害対策課(@MPD_bousai)によると、パーカーは災害時に「何役にも活用できる」そうです。

「避難時に1着あれば何役にも」

「寒暖差の激しい季節が続いています。この時期に活躍するのがパーカー。実はパーカーは、避難時に1着あれば何役にも活用できます」

「今回は防災頭巾を紹介。突然起こる地震に外出時も対応できます。非常持ち出し袋に入れておけば避難所での寒さ対策にも役立ちます。他の使い方は、次回をお楽しみに」

警視庁は11月14日、このように発信しました。

添付された画像を見ると、防災頭巾として活用する方法が説明されています。

まず、フードと同じ幅になるようにパーカーの袖などを折り込みます。裾を3分の1ほど折り、新聞や雑誌など厚みのあるものを入れてさらに折ります。

そして、折った部分をフードに入れれば、防災ずきんが完成です。なお、四角に折れば座布団になり、丸めれば枕になるそうです。

この投稿を見た人たちからは、「工夫次第で何にでもなる。発想力ですね」「覚えておくといざという時に役立つ」「意外な活用方法」といった声が上がっていました。

また、国土交通省北海道開発局旭川開発建設部のアカウント(@mlit_hkd_as)もこれに反応し、「災害時の避難の際は、転倒し後頭部をぶつけたり、落下物などで頭を怪我する可能性があります。多くの方はお持ちのパーカーを防災頭巾に転用できるとは驚きです」と反応していました。