「国際男性デー」は11月19日。「男なら弱音を吐くな」はもうやめよう

女性の生きづらさに目を向けることと、男性の生きづらさに目を向けることは、相反する価値観ではないはずです。

3月8日は「国際女性デー(International Women’s Day)」

10月11日は「国際ガールズ・デー(International Day of the Girl Child)」

「じゃあ、男性の日はないの?」と思う人もいるかもしれません。

11月19日は「国際男性デー(International Men’s Day)」です。

男性や男子の健康に目を向け、ジェンダー平等を促す日として、1999年にカリブ海の島国トリニダード・トバゴで始まったとされています。

国連が定めた「国際女性デー」や「国際ガールズ・デー」と比べると知名度は低いですが、男性の役割や健康について考える日として、少しずつ認知が広がってきました。

一般社団法人「Lean In Tokyo」によると、「国際男性デー」のキャンペーンに参加している国は、中国、アメリカ、イギリスなどの36カ国。日本は現状では未参加となっています。

国際男性デー
国際男性デー
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 ただ、日本でも「男性デー」に合わせて男性の生き方などについて考えるイベントは行われています。

「男の子なら泣かないよ」「男なら弱音を吐くな」「父親は一家の大黒柱」ーー。今も、こんな言葉を聞いたり言ってしまったりすることはありませんか?

性別役割分担意識によって縛られているのは、女性ばかりではありません。女性の生きづらさに目を向けることと、男性の生きづらさに目を向けることは、相反する価値観ではないはずです。

男性も女性も、性別による役割や固定観念に縛られず、自由に生きられるように、「国際デー」は存在しています。

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