新型コロナウイルス感染症(COVID-19)
2020年06月22日 17時28分 JST | 更新 2020年06月25日 11時20分 JST

貧困の連鎖を教育で止める。NPO法人「カタリバ」が貧困家庭への支援事業を開始

新型コロナウイルス感染症の流行下で、より追い詰められる貧困家庭に対し、PCやWi-Fiの貸与などを行うという。

HuffPost Japan
オンラインで記者会見するカタリバ の今村代表(左上)ら

子どもたちの学習支援や居場所づくりなどを行う認定NPO法人「カタリバ」は6月22日、新型コロナウイルス感染症の流行で困窮する家庭の子どもたちを支援する「あの子にまなびをつなぐプロジェクト」を始めると発表した。

同日オンラインで記者会見を開き、代表の今村久美さんは「どんな環境に生まれるかで子どもの人生を左右させないという、日本の新しい当たり前をみんなでつくっていきたい」とし、クラウドファンディングへの協力も呼びかけた。

 

努力すること自体が難しい子どもも

カタリバでは3月からの一斉休校を受け、オンラインで様々なプログラムを子どもたちに提供し、居場所をつくる「カタリバオンライン」を開始。これまで2000人以上が参加したものの、今村さんは「当たり前だけど、接続できる環境がある子しか参加できない。より経済的に困難な状況にある子どもたちには手を差し伸べられていない」と感じたという。

そこでパソコンなどの貸与を計画し、すでに100台ほどを貧困家庭に貸し出し。オンライン面談など学習支援も始めている。

プロジェクトは、新型コロナウイルス感染症の流行による影響でより追い詰められている貧困家庭をより多く支援しようと新たに立ち上げた。パソコンやWi-Fiの貸与や学習支援、保護者の生活相談なども受ける。専門家と連携し、評価研究も行うという。

今村さんは記者会見で、貧困家庭で育った子どもたちは自己肯定感が低くなりがちで、努力するということ自体が難しい傾向もあると説明。そうした状況が貧困の連鎖にもつながっているとして「子どもたちが連鎖を抜け出すには教育の力しかない」と強調した。プロジェクトではハード面を整えるだけでなく、スタッフがサポートすることで意欲を刺激することにも力を入れるという。

記者会見には女優の有森也実さんや、一般財団法人村上財団の代表理事・村上絢さんも参加した。

クラウドファンディングは8月31日まで受け付けている。

ハフポスト日本版と国連広報センターは6月28日(日)13時から配信するインターネット番組「『世界平和』のために、私は何ができる?」を生配信します。EXIT兼近大樹さん、ブルゾンちえみを”卒業”した藤原しおりさんも共演し、新型コロナによる貧困の問題も話し合う予定です。

【視聴方法】

6月28日(日)13時〜
ハフポスト日本版のTwitter、Facebook、YouTubeアカウントにてライブ配信。以下のURLで、時間になったら自動で配信が始まります。視聴は無料です。

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番組では、国連が実施しているUN75「1分間アンケート」についても、兼近さん、藤原さんと話し合います。
国連が創設75周年を記念して、世界中の人々の「声」を集めている以下のアンケート。ぜひ、番組のご視聴前に回答してみてください。

▼アンケートはこちら

https://un75.online/?lang=jpn

▼国連創設75周年(UN75)特設ページはこちら

https://www.unic.or.jp/activities/international_observances/un75/