アートとカルチャー
2021年03月01日 13時47分 JST | 更新 2021年03月17日 13時10分 JST

アジア系女性は史上初。クロエ・ジャオが監督賞を受賞【ゴールデングローブ賞2021】

『ノマドランド』で女性監督として同賞を受賞した史上2人目に。長年男性優位だと批判されてきたゴールデングローブ賞に変化を導いた。

Photo by Amanda Edwards/Getty Images for Sundance
クロエ・ジャオ監督

日本時間3月1日に行われた第78回ゴールデン・グローブ賞。中国で生まれ、現在はアメリカで活動するクロエ・ジャオ監督が『ノマドランド』で「映画の部・監督賞」を受賞した。

現地メディアVarietyなどによると、ゴールデングローブ賞78年の歴史で、アジア系の女性が同賞を受賞するのは初めて。女性監督としては史上2人目となった。

2020年のゴールデングローブ賞では、監督賞と脚本賞に女性は誰1人として選出されなかった。また2018年にも監督賞の候補は全員男性で、プレゼンターを務めたナタリー・ポートマンは「全員、男性だけどね」と皮肉って称賛を浴びた。

ハリウッドの映画賞で、女性の監督が評価されない時代が長く続いてきたが、今回ゴールデングローブ賞は、監督賞5枠のうち女性が3人を占めており、女性の受賞に期待が集まっていた。

ノマドランド』は、アメリカ西部の路上に暮らす過酷な季節労働や、車上生活者を描いた作品。2020年9月のベネチア国際映画祭で最高賞の金獅子賞を受賞している。今回のゴールデングローブ賞でも、「映画の部・作品賞(ドラマ部門)」に輝いた

ジャオ監督は、世界中で大きな人気を誇るマーベルヒーローの映画『エターナルズ』でも監督を務めており、今ハリウッドで注目されている監督の一人だ。

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『ノマドランド』

【訂正 2021/3/17 12:40】
クロエ・ジャオ監督についての表記を訂正しました。