アメリカの新たな駐日大使として1月に着任した、ラーム・エマニュエル氏が2月1日、公式Twitterを更新。この日、林芳正外務大臣を訪問し、ある“ギフト”を贈ったと明らかにした。
投稿によると、エマニュエル氏が贈ったのは、シカゴ・ブルースの巨匠として知られるバディ・ガイ氏のサイン入りギターストラップとCDだという。
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ソニーミュージックの公式サイトによると、バディ・ガイ氏は1936年、ルイジアナ州生まれ。これまでにグラミー賞を5回受賞し、ジミ・ヘンドリックス、エリック・クラプトン、スティーヴィー・レイ・ヴォーンといったロック界の巨人たちに大きな影響を与え、ローリング・ストーン誌の『歴史上で最も偉大なギタリスト100人』のトップ30にも選ばれている。
外交の現場では、相手の好物や好きな酒などにちなんだ贈り物をすることがよくあるが、林大臣に対しては“音楽”だったようだ。
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林氏は、国会議員で作るバンド「G i ! n z」(ギインズ)のメンバーとして、ボーカルやピアノを担当するなど、音楽好きで知られている。
エマニュエル氏は投稿で、「音楽は日米を結ぶものの一つです」とし、「ミュージシャンにとっては最高の贈り物でしょう!」とつづっていた。
外務省によると、林氏とエマニュエル氏は2月1日夕、約40分間会談した。
林氏は会談で、大統領首席補佐官やシカゴ市長として成果を上げてきたエマニュエル氏の功績に敬意を表し、「日米同盟を更に強固なものとするため、率直に議論できる関係を築いていきたい」などと述べ、エマニュエル氏は「日米同盟を今後更に強化するとともに、日米が直面する諸課題にしっかりと取り組みたい」などと語ったという。
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